痴呆病棟 の商品レビュー
少しボケが始まって来たため、息子夫婦に勝手に検査のためと称して入院させられてしまう。 嫁姑関係も含め、そんな女性の立場から面白おかしく描かれているので、シリアスな問題をむくめながらも一気に読めてしまいました。 ちょうど私の祖母も入院中のため、老人介護の厳しい現実について色々考えさ...
少しボケが始まって来たため、息子夫婦に勝手に検査のためと称して入院させられてしまう。 嫁姑関係も含め、そんな女性の立場から面白おかしく描かれているので、シリアスな問題をむくめながらも一気に読めてしまいました。 ちょうど私の祖母も入院中のため、老人介護の厳しい現実について色々考えさせられます。 認知症でやっかいな患者さんも、捉え方次第で個性的な患者と思える。どう接したらいいかのヒントにもなります。
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介護者は、とても献身的に働いているように描かれているが、それが逆に滑稽に感じるのは何故だろう? このホーム自体を茶化しているように見えるのだけれど・・・。
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あっという間に読めてしまう。タイトルから勝手に想像していた話とは大分違っていた。読者の気持ちを、重たくさせないような配慮なのか。しかし、家族という問題はどうあっても切り離せないと、最近またしみじみと思った。
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元女医のお婆ちゃんが息子や嫁から痴呆と判断され老人ホームに送り込まれる話。老人ホームでのあれこれ。 老女目線で話が進むが、最初は物忘れが激しい描写が幾つも出てきて老女の感情もとっ散らかってるが、老人ホームで医者のように働き始めると感情も落ち着き、会話も理路整然としてくるところが面白い。人間、いらない人にされるとボケるのかな?などと思った。
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前半部分は、物忘れが目立つようになってきた高齢者の女性がそれとは知らされずに、病院に連れて行かれるという話で、実際もこういうところあるんだろうなと思わされてちょっと切なくなった。後半は、軽く読めるけど、認知症の勉強になるとは言いづらい内容だったように思う。
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