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父の大きな背中 の商品レビュー

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2009/10/04

『父の大きな背中』【三浦雄一郎と僕の冒険物語】三浦豪太著(実業之日本社)を読む。三浦豪太さんは、先頃、エベレストを70歳至上最年長で登頂された雄一郎さんの次男。彼からみた、父 雄一郎さんのこと、豪太さんの生い立ち、99歳でモンブランを滑降された、祖父の敬三さん(『Todayず パ...

『父の大きな背中』【三浦雄一郎と僕の冒険物語】三浦豪太著(実業之日本社)を読む。三浦豪太さんは、先頃、エベレストを70歳至上最年長で登頂された雄一郎さんの次男。彼からみた、父 雄一郎さんのこと、豪太さんの生い立ち、99歳でモンブランを滑降された、祖父の敬三さん(『Todayず パーソン』2/21参照)のこと、同じモーグル仲間で親友だった今は亡き森トオルさんのことなどが書かれている。豪太さんは、父親のことを心から尊敬しているのだ。もちろん、若い頃は、偉大な父への反発はあったらしいが、現在は、雄一郎さんの奔放で豪快な教育方針にとても(^人^)感謝♪しているようだった。羨ましい育てられ方を受けてのびのび育った人のように思われる。以前読んだ、手塚眞さん(同8/7参照)もそうだけれど、天才と言われる親をもっても、それに反抗するわけじゃなく、自分の恵まれた境遇を素直に受け入れることができる人は、伸びていけるのだなぁと思う。卑屈さや暗さもないし。実際、幼いときに既に、一般の人が見ることができないようなものを沢山見たり、経験できたりするのだから、それだけで十分財産だ。豪太さんは、冬のオリンピックに モーグル選手として、2回出場している。現在はプロスキーヤー、解説者として活躍されている。その笑顔がなんだかいい感じだ。3代そろって、同じ道を歩く。。なんて、とても素敵なことだよね。読みやすく、いい本だった。

Posted byブクログ