図説 国旗の世界史 の商品レビュー

辻原康夫(著者)

2010/01/19

旗図形は紋章学からが生まれたというのが
とても面白いと思った。

色、形、象徴に大きく分類されていて
それぞれに意味がすべてあって
それだけでお話がひとつできあがっている。
願いの凝縮された図形の話。

2009/10/04

世界史・世界地理好きにおすすめ, 2004/10/31

単に国旗の一覧表ではなく、国旗の持つ意味、作られた敬意、思想、宗教などの影響がわかり、非常に面白く読めました
なぜ北欧各国の国旗が似ているのかとか、読んでいてなるほどと思いました
国旗自体も並べてみると非常に多彩で色鮮やかであることもわかりました
この本を読んでおけば、オリンピックなどを見たときにも面白く見れるのではないかと思います。

2009/10/04

国旗を通して眺めた世界史、ともいうべき本。現用のもののみならず、かつて使われていた国旗を含めて解説してある所が本書に価値を与えている。国旗の変遷と絡めて、民族運動の系譜や帝国主義の歴史が上手にまとめてあり、また写真・図版も豊富で、非常に興味深い。同じような書籍は多々あるが、辻原氏のものが最も充実している。