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工学部・水柿助教授の日常 の商品レビュー

3.8

8件のお客様レビュー

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水柿助教授(おそらく…

水柿助教授(おそらくモデルは森博嗣本人)の私小説風に書かれた、森エッセイ。長いタイトルから想像するとおり、話はすぐ脱線してどこかへ行くが、その脱線が面白いのもたしかなので、小説に戻って欲しいかどうかと尋ねられたら困るような作品。森さんのユーモアのセンスと合致する人は5点をつけるが...

水柿助教授(おそらくモデルは森博嗣本人)の私小説風に書かれた、森エッセイ。長いタイトルから想像するとおり、話はすぐ脱線してどこかへ行くが、その脱線が面白いのもたしかなので、小説に戻って欲しいかどうかと尋ねられたら困るような作品。森さんのユーモアのセンスと合致する人は5点をつけるが、そうでないと評価は低くなるだろう。別に合致するほうが良いとは限らないけれども。

文庫OFF

2013/06/16

森博嗣のエッセイ(全くもって理系じゃないけど、エッセーとは敢えて書かず。尊重してエッセィとか書くべき?)。 テンポよく寄り道して、クスッと笑える(打率は低いかも?)話が詰まってました。途中からのりがよくなってきて、笑いをこらえるのに必死。地下鉄で読むのはお勧めできません。笑 で...

森博嗣のエッセイ(全くもって理系じゃないけど、エッセーとは敢えて書かず。尊重してエッセィとか書くべき?)。 テンポよく寄り道して、クスッと笑える(打率は低いかも?)話が詰まってました。途中からのりがよくなってきて、笑いをこらえるのに必死。地下鉄で読むのはお勧めできません。笑 でも、好き嫌いが別れるあも。カッコ書きの遊び心、ぐっときます。(ここでも尊重してるつもり。え?気づいてた?) モリログアカデミーを彷彿させる作品。

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2013/01/01

 終りへ行くにつれて森博嗣の色が爆発してる中編集。  この人の文章の書き方が苦手な人は、非常に辛いと思われる。一度借りて(途中まで)読んでいたはずなのに、一切内容を覚えていなかった。  さすが森博嗣。(多分何か違う。)  ミステリ、といえるのかいえないのか。  書いてる本人ですら...

 終りへ行くにつれて森博嗣の色が爆発してる中編集。  この人の文章の書き方が苦手な人は、非常に辛いと思われる。一度借りて(途中まで)読んでいたはずなのに、一切内容を覚えていなかった。  さすが森博嗣。(多分何か違う。)  ミステリ、といえるのかいえないのか。  書いてる本人ですら(あるいは筆記者として設定されている地の文を書いている人ですら)ミステリなのかどうか、むしろこれが小説なのかどうかさえをも疑問に思っていた。  面白いところを抜き出したら限がないほど、森博嗣のセンスが溢れかえってる。  一番笑ったのはこれか。 5 中国人をプレゼントしてはいけない。  ノックスの十戒のパロディ。そりゃそうだ。プレゼントされても困る。それがチャイナドレスで一人称が「我(ウォー)」とかだったら尚更どうしていいか分からない。  あとはこれ。  四十七人の力士が、暗い廊下を歩いている、と思っていただきたい。  京極夏彦の問題作「どすこい(仮)」。有名な作品のパロディ集だったが、森博嗣の「すべてがFになる」のパロもある。  高柳が持っているハードカバーには帯がついてないが、確か帯にそれぞれの作者からコメントがあった。森は「リベンジする」ってな感じだったように記憶しているが。  ほんとにすんなよ。 03.12.26

Posted byブクログ

2011/09/21

あくまでも小説(笑)久しぶりの森博嗣。暇な合間に読むのにちょうどよかった。合わない人は合わないと思う。当たり前か…

Posted byブクログ

2009/10/04

<内容> 水柿君33歳。のちにミステリィ作家となるが、いまはN大学工学部の助教授である。専門は建築学科の建築材料。しばしば独身と間違われるが、須摩子さんというミステリィ好きの、2つ年下の奥さんがいる。水柿君は、いつしか自分の身の回りで起こるなにげない細やかな不思議を、須摩子さんに...

<内容> 水柿君33歳。のちにミステリィ作家となるが、いまはN大学工学部の助教授である。専門は建築学科の建築材料。しばしば独身と間違われるが、須摩子さんというミステリィ好きの、2つ年下の奥さんがいる。水柿君は、いつしか自分の身の回りで起こるなにげない細やかな不思議を、須摩子さんに披露するようになっていた。水柿君の周囲には、ほのぼのミステリィがいっぱい。今日もまた、あれが消え、これが不思議、そいつは変だ、誰かなんとかしろ!と謎は謎を呼んで…。

Posted byブクログ

2009/10/04

ゆるーく森文章を楽しみたい時に。 うっかり立ち読んで笑いを堪えるのに必死になった。森ファンは必読、森ファンじゃないひとはそんなでもない。ハードカバーで楽しむべきではないだろう、と思ってこの新書シリーズを買っているのだが、文庫版も出たってどういうことですか、しょぼん。

Posted byブクログ

2009/10/04

とっつきやすくて楽しいんじゃないかなぁ。 勿論、森博嗣を知っているほうが楽しいだろうけど、そうじゃなくても楽しいと思います。 内容はかなりクダラナイ…と、思う。 そのかわり飽きない、かな。 大学生を経験したほうが面白いです。(高校のときにも読んだけど、今のほうが面白い)

Posted byブクログ

2009/10/04

たくさんある森博嗣の本ですが日常の謎を扱ったほのぼのミステリィのこの本が結構好きレベルが高いです。やっぱり水柿君の奥さん須磨子さんのキャラクター性が良いのかな。

Posted byブクログ