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野球の国 の商品レビュー

3.5

15件のお客様レビュー

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2017/07/29

プロ野球に興味がゼロなので、選手名などはちんぷんかんぷんだったが、地方野球場の存在や、そこに集まる人たちの姿には、何かいいものがあるなと思わせられた。球団には興味がないけど、野球というスポーツが嫌いな訳じゃないし、筆者の言うように、野球場に出かけるという体験は存外に楽しいものなの...

プロ野球に興味がゼロなので、選手名などはちんぷんかんぷんだったが、地方野球場の存在や、そこに集まる人たちの姿には、何かいいものがあるなと思わせられた。球団には興味がないけど、野球というスポーツが嫌いな訳じゃないし、筆者の言うように、野球場に出かけるという体験は存外に楽しいものなのかもしれない。いつか行ってみようかなとちょっとだけ思った。

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2014/04/11

おもしろかった〜 今まで一軍の試合しか見たことなかったけど、今度是非に郡の試合も見てみよう!って、思いました。

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2013/12/07

著者が日本のプロ野球をキャンプから二軍、シニアリーグなど、地方開催を追いかけて観戦した旅行記。少し笑えて、暇つぶしにはいいかも。

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2012/10/05

野球を壮大に語る本でもなく、旅を推奨する本でもない。「紀行本」とあったがそんな優雅な雰囲気はない。食べ物の話も出てくるが、グルメ本でもない。愚痴と絶賛が交互にでてくる。私は、好き。

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2012/09/23

☆☆$$面白かった。$$著者の野球への愛&毒が非常に良い。$$野球への見方を変えさせられた(良い方向に)1冊。

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2012/03/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

奥田英朗の野球観戦のため地方を巡る旅の旅行記でして、2月の沖縄キャンプ地から始まり、四国編、台湾編、東北編、広島編、九州編と続いていきます。 旅自体は野球観戦の空き時間に映画を見たり、土地のグルメを堪能したりとどこに行ってもワンパターンの繰り返しなのですが、僕がライフワークにしつつある野球場巡りに通じるものがあり、興味深く読み進めましたね。正直こんな旅してみたいと羨ましく思いました。僕に休みとお金を下さい(笑) 特に2月の沖縄なんて各球団がキャンプをしているから旅したら楽しいだろうなあ…。行ってみたいなあ。さすがに原チャリでは行けないしなあ…。(当たり前だ)でも、フェリーと組み合わせれば…なんて考えてみたりして…。うーん、旅したいそんな気にさせる作品でした。

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2012/01/26

いやいや楽しかった!もうずっと読み続けていたいくらい。奥田さんのへその曲がり方がすごくいい感じだ。世の大勢とは確実にずれている。「まったくどうしてこうなんだろうね。でも仕方ないんだもーん」と言う声が聞こえてきそう。 そう、本当に奥田さんのエッセイにはおしゃべりを聞いているような...

いやいや楽しかった!もうずっと読み続けていたいくらい。奥田さんのへその曲がり方がすごくいい感じだ。世の大勢とは確実にずれている。「まったくどうしてこうなんだろうね。でも仕方ないんだもーん」と言う声が聞こえてきそう。 そう、本当に奥田さんのエッセイにはおしゃべりを聞いているような快さがある。読んでいて筆者に語りかけられているように思う文章に出会うと、本当に嬉しくなる。それは私にとっては、豊かな物語に浸るのと同等の、読書の醍醐味だ。 庄司薫、村上春樹、田辺聖子、佐藤愛子、三浦しをん、高野秀行、喜国雅彦、山下洋輔、椎名誠…、同じ話を繰り返し繰り返し聞いてまったく飽きない私のお気に入りの方たち。奥田英朗さんが新規参入。いやあ嬉しいなあ。お友達(と呼ぶのもなんだけど)が増えたようなすごく豊かな気持ちです。

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2012/01/16

奥田英朗が野球のキャンプや地方の公式戦やイースタンリーグ、果ては台湾での試合にまで出かけていってしまうという、男一人旅の紀行文なのですが、野球に詳しくない私にもすっごく楽しめる素敵な一冊でした。 ただいま、奥田英朗のスポーツエッセイ追っかけ中です。(*^_^*) 奥田さん...

奥田英朗が野球のキャンプや地方の公式戦やイースタンリーグ、果ては台湾での試合にまで出かけていってしまうという、男一人旅の紀行文なのですが、野球に詳しくない私にもすっごく楽しめる素敵な一冊でした。 ただいま、奥田英朗のスポーツエッセイ追っかけ中です。(*^_^*) 奥田さんは野球ファンで、ご贔屓は中日ドラゴンズ。 でも、これはガチガチの中日応援歌ではなく、「野球をやっている男たちに対する愛情溢れる奥田さん」を語る一冊なんですね。 野球は面白くなければいけない、とはよく新聞でも言われていることだけど、私にはその加減がさっぱりわからない。でも、観ている人たちを第一に考えれば、野球場でも試合運びでも、もっと面白くなるものなんだ、ということががこれを読んでひしひしと(*^_^*)伝わってきました。 奥田さんは、野球という特殊な力を持つ男たちによってスカッとした気分を味わせてもらいたいんですね。勝てばいいってもんじゃない、「いいもの」を見せてくれよ!という気持ちが私なんかにもよくわかりました。 奥田さんは、応援団で野球を見に行っているわけではないので、各地の空気や食べ物も楽しみます。観光は苦手のようで、その偏屈さがまたちょいと可笑しい。 主人にも勧めたら、これを読んでると眠くなるなぁ、だって、のんびり野球を観て、ビールを飲んで、マッサージしてもらって、の繰り返しなんだもの、と。あはは・・・ホントだ。(*^_^*) 文章には、自分が世間の多数派ではないことに対する誇りとほんの少しの寂しさが感じられ、(とんだおセンチ野郎だった、なんて前の文を反省したりしてね)そこがまたいいです。 軽妙な文体で笑わせられるのに、どこか、それだけじゃないぞ、ってところも。 うん、いいなぁ、奥田さん。 今日もマッサージ、してますかぁ??

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2011/06/07

奥田英朗の野球話って、気ばらしに絶好。 野球を観るために、あちこち行くだけの話なのだが・・。 評論家ぶらずに、語り口があくまでも自分目線で、そこが抜群に面白い。

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2013/12/28

野球には全く興味ないけど、僕の大好きな作家の紀行エッセイということで、手に取ってみました。 内容は、野球のことはどうでもよく奥田色にどっぷり染まってて、作者が身近に感じるような軽〜いノリの作品。 淡々として、毒雑で、自分を持ち上げ、貶めて。 とぼけた感がまたいいバランスで、と...

野球には全く興味ないけど、僕の大好きな作家の紀行エッセイということで、手に取ってみました。 内容は、野球のことはどうでもよく奥田色にどっぷり染まってて、作者が身近に感じるような軽〜いノリの作品。 淡々として、毒雑で、自分を持ち上げ、貶めて。 とぼけた感がまたいいバランスで、とってもおもしろかった。 僕もこんな風にフラフラとどっかに行こ。GWはどうすっかなぁ。

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