ピアフ愛の手紙 の商品レビュー
最期の恋人と言われたマルセル・セルダンとは悲しい別れと最期になってしまいます。 この本でのラブレターが公開され翻訳されて私たちの手元に届いて。 それでもなお色あせない二人の恋愛が美しく感じました。 確かに日本人の感覚と当時のフランス人の事情とは全く異なりますのでそこは文化的社会的...
最期の恋人と言われたマルセル・セルダンとは悲しい別れと最期になってしまいます。 この本でのラブレターが公開され翻訳されて私たちの手元に届いて。 それでもなお色あせない二人の恋愛が美しく感じました。 確かに日本人の感覚と当時のフランス人の事情とは全く異なりますのでそこは文化的社会的な差ととらえて読む必要があります。
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最初から最後まで愛の言葉で溢れていた。 美輪明宏さんが、ことある事に絶賛されていたためピアフの曲を聞いたことはあれど、不倫相手セルダンとの往復書簡の内容など見たことも無かった。 そんな貴重な、2人の胸の内。 フランス人はなんてロマンチックに生きているんだろう。 愛している 、と...
最初から最後まで愛の言葉で溢れていた。 美輪明宏さんが、ことある事に絶賛されていたためピアフの曲を聞いたことはあれど、不倫相手セルダンとの往復書簡の内容など見たことも無かった。 そんな貴重な、2人の胸の内。 フランス人はなんてロマンチックに生きているんだろう。 愛している 、と何度も綴り、会えない時間や距離を嘆く。 お互いが激しい気持ちを紙に書きなぐり、時に怒り、その後には愛の言葉を散りばめる。 自分にとって、、相手の存在がいかに大きいものか、重要なのかをあけすけに表すスタイルは、憧れるものだ。 二人共が同じくらいの熱量で愛し合っている。 不倫だから、、こそ燃え上がりやすかったのか。 本書を読んだ後に、彼女の 愛の讃歌 を聞いた。 愛するセルダンを飛行機事故で亡くしてすぐ、舞台で歌っていた彼女の心境は、どのようなものだったのであろうか。 それを慮りながら、、曲を聞くと胸が堪らなくなった。
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ピアフの墓参りをした。 パリのペールラシェーズ墓地97区画にある彼女の墓の上には、赤い薔薇や花々、手紙が置かれていた。 エディット・ピアフと飛行機事故で急死した恋人のボクシング元世界チャンピオン、マルセル・セルダンが交わした計42通の手紙を収めた書簡集。 当時、既婚だったマルセ...
ピアフの墓参りをした。 パリのペールラシェーズ墓地97区画にある彼女の墓の上には、赤い薔薇や花々、手紙が置かれていた。 エディット・ピアフと飛行機事故で急死した恋人のボクシング元世界チャンピオン、マルセル・セルダンが交わした計42通の手紙を収めた書簡集。 当時、既婚だったマルセル・セルダンとピアフの燃え上がるような恋。 ニューヨークからパリ、パリからカサブランカ、マルセル・セルダン生涯最後の半年間の往復書簡には、ふたりの溢れる思いが奔放に綴られている。 1948年に恋愛関係がはじまり、1949年10月27日、ピアフに早く逢うために、深夜便の飛行機の墜落事故でマルセル・セルダンは死亡。享年33歳。 ピアフはそののち14年後に死亡。 愛の讃歌が書き上げられたのは1949年6月12日。 『ますます君に狂って頭の中は君でいっぱいなんだ』 『あたしの息はあなたの息』 『愛している、愛している、愛している、そうさ。ぼくは君を愛している』 『わたしの人生はあなたのもの』 『たったひとりだけ。それが君さ』 ちりばめられた手紙のなかの言葉。 この世に残されたピアフは、あなたの燃える手で私を抱きしめて。と、歌った。
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ピアフの愛の讃歌が気に入ってから、ピアフの事が気になっていて借りた本。 こんなにも激しく、美しい愛があるというのかしら。ピアフの情熱をうかがい知ることが出来る素晴らしい1冊だと思います。訳者の大野修平さん、知りませんでしたが本当に素晴らしい訳だと思います。
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