The End の商品レビュー
記憶を失った、文字の反転した世界で目覚めた男。羽根の腐っていく塔の天使。延々と終わらない図書館の仕事。物語は意味不明だけど、世界観と雰囲気とキーワードだけでお腹一杯です。
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まさにこれぞ「幻想小説」。正直言って、ストーリーは難解。あらすじ説明しろって言われても困惑するしかないよ……。 けれど、イメージが素敵。「終わり」に関するイメージがこれでもかというほどに氾濫しきって、妖しく美しい世界が繰り広げられている。読み終わった頃には、「終わりだ終わりだと歌...
まさにこれぞ「幻想小説」。正直言って、ストーリーは難解。あらすじ説明しろって言われても困惑するしかないよ……。 けれど、イメージが素敵。「終わり」に関するイメージがこれでもかというほどに氾濫しきって、妖しく美しい世界が繰り広げられている。読み終わった頃には、「終わりだ終わりだと歌う声」が頭の中に響いてきそうな気も……(笑)。
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幻想小説って凄いのか,よく分らないから幻想なのか。 「時間」をモチーフにしてるようなんだけど? 時間を扱った小説なら昔読んだ、山田正紀の「チョウたちの時間」が忘れられない。ともかくこの「The End」は時間のように私には捉えることのできなかった作品でした。 &,2100円は高か...
幻想小説って凄いのか,よく分らないから幻想なのか。 「時間」をモチーフにしてるようなんだけど? 時間を扱った小説なら昔読んだ、山田正紀の「チョウたちの時間」が忘れられない。ともかくこの「The End」は時間のように私には捉えることのできなかった作品でした。 &,2100円は高かったような?
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霧と雨の街で「おれ」は目覚めた。だが、なぜこの世界にいるのか、名前も自分が何者であるかもわからなかった。身分を示すものは何もなく、所持していたのは金額や記号がすべて鏡文字になっている、見覚えのない紙幣のみ、一体おれは誰なのか……。幻惑のメタフィジカル・ラビリンス。
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