ドラゴンランス セカンドジェネレーション(上) の商品レビュー
ドラゴンランスの英雄たちの第二世代を描いた中編集 このあとの大長編の前の顔見せ興業的な意味合いがあったのかな だいたい第二世代モノって「うーん」ってものが多くて、最近ヒット作のない漫画家が昔の大ヒット作を引っ張り出してきて二匹目のどじょうを狙って台無しにしちゃうパターンばっかり...
ドラゴンランスの英雄たちの第二世代を描いた中編集 このあとの大長編の前の顔見せ興業的な意味合いがあったのかな だいたい第二世代モノって「うーん」ってものが多くて、最近ヒット作のない漫画家が昔の大ヒット作を引っ張り出してきて二匹目のどじょうを狙って台無しにしちゃうパターンばっかりじゃないですか(言い過ぎ) 成功例と言えば『キン肉マン2世』ぐらいしか思い浮かばない(他にもいっぱいあるよ!) そもそもドラゴンランスとキン肉マンを同列にカタルーニャ地方(スペイン!) あ、でもキン肉マンて結局超人大図鑑的な面白さがメインみたいなところあるから続編作りやすいか あ、でもでも二世の持つ悲喜こもごももうまく描かれてて中身も面白かったな~ ってキン肉マンの話ばっかりやないか! えーと、そうそうドラゴンランスね 3つの中編はそれぞれ違った面白さがあって、この辺のバリエーションの豊かさはさすがに二人で共作してる強みだなぁと思いました そしてキン肉マンの作者ゆでたまご先生も二人組なんですな 見事に繋がりました!さすが!
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ドラゴンランスは世代が交代した今作以降の評判は悪いそうなんですが、パリスくんにバリバリ共感したのですごい面白かったです。体育会系な兄にいつも頭ごなしに命令されてむかついてた文系の弟が、きちんと丁寧に理由を説明された上でお願いされて「僕を認めてくれた」と感動って、めちゃめちゃいい...
ドラゴンランスは世代が交代した今作以降の評判は悪いそうなんですが、パリスくんにバリバリ共感したのですごい面白かったです。体育会系な兄にいつも頭ごなしに命令されてむかついてた文系の弟が、きちんと丁寧に理由を説明された上でお願いされて「僕を認めてくれた」と感動って、めちゃめちゃいい話やん。 下巻の話になりますが、レイストリンはパリスとの関係で十分だから娘は蛇足だったかなー(単体で見たら好きなんですが、クリサニアとのことを思うとやっぱ微妙)と思ってたら娘さん思いっきり主人公。そして何故か「夏の炎の竜」だけ図書館になくて読めない…… 先に「魂の戦争」を読むことになりそうですが、少なくとも子世代はみんな好きでした。もっと平穏な未来がほしかったけど、そうそう上手くはいかないか。
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久しぶりにこのシリーズを読みました。 前までの話を忘れていたけど、読みながら少しずつ思い出したし、前を知らなくても楽しめる短編集だと思います。 第二世代の話ということなので、私の好きな家族もののストーリー揃いで、なかなか良かったです。 キティアラはあんまり好きじゃないけど、キティ...
久しぶりにこのシリーズを読みました。 前までの話を忘れていたけど、読みながら少しずつ思い出したし、前を知らなくても楽しめる短編集だと思います。 第二世代の話ということなので、私の好きな家族もののストーリー揃いで、なかなか良かったです。 キティアラはあんまり好きじゃないけど、キティアラの息子の話も面白かったし、キャラモンの息子たちの話も面白かったです。レイストリンもあんまし好きじゃなかったけど、この締めくくりはいい感じ。
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さらに続くシリーズの「夏の炎の竜」に繋がる、短編集。 「夏の炎の竜」を読もうと思っているなら、先に読んでおいた方が良い。
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「ドラゴンランス」の子どもたちの物語です。 むかしは、こういう続編って、 「やっぱり、前作にくらべると……」 という感想をもちがちでした。 でも、最近は、 「そういう続編も悪くないなぁ」 と思っています。 源氏物語も、源氏が死んでからは面白くないとか思っていましたが、...
「ドラゴンランス」の子どもたちの物語です。 むかしは、こういう続編って、 「やっぱり、前作にくらべると……」 という感想をもちがちでした。 でも、最近は、 「そういう続編も悪くないなぁ」 と思っています。 源氏物語も、源氏が死んでからは面白くないとか思っていましたが、最近は、薫とか匂宮の話も好きなのです。 これは、年のせいかもしれません。 ということで、「ドラゴンランス セカンドジェネレーション」です。 これは、長編ではなくて、中短編集という感じですね。 「ドラゴンランス」、「ドラゴンランス伝説」とか、けっこう「英雄」の物語だったのですが、こっちは、ちょっと軽い感じがして、冒険者の日常という感じがします。 きっと、タニスたちも、若い頃は、こんな冒険を……とか思ってしまいます。 キットの息子スティールは、めっちゃ魅力的です。 その善と悪への引き裂かれ方は、レイストリンを思わせます。 パリン。レイストリンにあこがれている彼にも、もちろん、その影を感じるのですが、本質的な部分で、スティールの方に、わたしはレイストを感じました。 きっと、みんな、そういう感じで、誰かに誰かの影をみているんでしょうね。 そういう、「長い恋」みたいな雰囲気が、なんとも2代目物語のよいところです。 どの話も大好きなのですが、「賭けるか?」の軽さは、すばらしかったです。 わたしは、ダウガンが誰かは、かなり早い時点でわかりましたが。 パラダインにしても、レオルクスにしても、本当に、この世界の神様たちは、魅力的です。 新しい物語。かなり期待通り…期待以上です。 これからはじまる大きな物語も、期待大ですねぇ。
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