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日本の医療に未来はあるか の商品レビュー

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どうしても医者のほう…

どうしても医者のほうが立場が高く、患者が低いように見えるが、まずは患者優先のものに。

文庫OFF

2013/01/17

これは鮮烈。読んでいて、憤懣やるかたない気持ちになってくる。でもきっと、眉をひそめて露骨に嫌悪感を持つ者もいるんだろうけど。でもホント、知れば知るほど医師は過小評価されてると思います。マスコミとか政府によって、偏った見方だけが刷り込まれてて、なかなか実像が見えにくくなってしまって...

これは鮮烈。読んでいて、憤懣やるかたない気持ちになってくる。でもきっと、眉をひそめて露骨に嫌悪感を持つ者もいるんだろうけど。でもホント、知れば知るほど医師は過小評価されてると思います。マスコミとか政府によって、偏った見方だけが刷り込まれてて、なかなか実像が見えにくくなってしまってるけど、回りまわって自分の健康のためにも、少しでも医療の在り方について見つめ直してみるべきじゃないか。アメリカは逆方向に振れ過ぎているから、それをそのまま真似る必要は全くないけど、取り入れるべきところがズレ過ぎている。そもそも、現場のことを知らない人間がすべてを取り仕切っている時点で、いかんともしがたい齟齬がうまれてしまう訳だけど。ってそれはどの世界でも共通か。根本的に、文句も言わずただ黙々と頑張っている人が馬鹿を見る構造なのですね。

Posted byブクログ

2014/10/27

[ 内容 ] 医療事故が相次ぎ、日本の医療の評判はがた落ちである。 平成一五年四月からサラリーマンの本人負担率の引上げや老人医療費の値上げ等が実施され、批判はさらに高まっている。 なぜ、日本の医療はよくならないのか? それは医療への批判が的外れに終始しているからである。 本書は、...

[ 内容 ] 医療事故が相次ぎ、日本の医療の評判はがた落ちである。 平成一五年四月からサラリーマンの本人負担率の引上げや老人医療費の値上げ等が実施され、批判はさらに高まっている。 なぜ、日本の医療はよくならないのか? それは医療への批判が的外れに終始しているからである。 本書は、現場の医師が目の当たりにした日本の医療制度の病巣をえぐりだすことによって、これからの医療の方向性を見極め、行政は、また医師や患者は何をすべきかを問う問題作である。 [ 目次 ] 1 日本の医療費 2 病院経営 3 日本の社会保障 4 医療周辺産業 5 医療現場の憂鬱 6 医師の不安神経症 7 日本の保険制度 8 日本の医療の推移と現状 9 医療事故から考えること 10 日本の医療はどこへ向かうのか 11 医療の未来を考える [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ