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武士の家計簿 の商品レビュー

4.1

235件のお客様レビュー

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資料を元に、江戸時代…

資料を元に、江戸時代末期の武士の実像と彼らにとっての明治維新を描き出す。離婚率が非常に高かったことや人付き合いの膨大なコストがかかったことなど、時代劇では語られない真実の武士の姿が見えてくる。

文庫OFF

刀を持って歩く侍の日…

刀を持って歩く侍の日常はさほどかっこいいものではなかった。努めはつらさ,給料のやりくり,幕末はバブル崩壊後の今とよく似ている

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幕末から明治にかけて…

幕末から明治にかけての武士の生活を資料を基に語っている。当時の出世、風俗、明治の高官の給料等、興味深く読めます。

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興味本位ではなく史料…

興味本位ではなく史料に基づいて書かれた研究書です。

文庫OFF

タイトルに惹かれます

知的好奇心を満たされる本。加賀藩の「御算用家」(今でいうところの経理)だった猪山家が残した古文書。そこから浮かび上がる武士の生活は、我々が知るものとは少々違う。歴史素人でも十分に楽しめる。

abtm

2026/04/13

https://opac.lib.hiroshima-u.ac.jp/iwjs0027opc/BB01582467

Posted byブクログ

2026/04/10

ある日古本屋で入手した一冊の家計簿から武士の生活を読み解き、映画化までしてしまった。歴史学の面白さは、磯田先生が本書を通じて教えてくれた。

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2026/03/27

武士は貧乏だったと聞いていたが実態は知らなかった。猪山家の家計簿から武士の生活を読み解き、当時の社会とその価値観を味わえた。 内職以外の副業が許されなかったことや、親族の行事への多額の出費など、身分費用が収入を超えてしまうという話が面白かった この割に合わない身分制度のおかげか、...

武士は貧乏だったと聞いていたが実態は知らなかった。猪山家の家計簿から武士の生活を読み解き、当時の社会とその価値観を味わえた。 内職以外の副業が許されなかったことや、親族の行事への多額の出費など、身分費用が収入を超えてしまうという話が面白かった この割に合わない身分制度のおかげか、明治維新になると武士たちがあっさり身分を捨てることができたからこそ、短期間に日本社会が大きく変化を遂げることができたという考察も良かった。 また、土地から税収を受け取れる武士たちが、その土地へ行くことや影響を与えるようなことを控えるようにされていたことから、地行を剥奪されることに抵抗を示さなかったり、逆に土地に積極的に関わっていた九州の藩では強い抵抗感があったから西南戦争に繋がったという考察も面白かった。 武士たちが親族同士で助け合い、小規模の金融システムを構築していたことや、投資にも積極的だったことを知り、自分たちの生活を良くしたいという気持ちは過去も現代も変わらないのだと思った。

Posted byブクログ

2026/03/13

江戸時代は身分制が敷かれており、かつては、士農工商と呼ばれた。とりわけそのトップに立つ武士は、派手な暮らしぶりに見える。が、同時に武士としての体裁を保つために相当な出費を強いられていたことがわかった。武士としてのしきたり、年中行事、冠婚葬祭など、武家の財政は圧迫されているというと...

江戸時代は身分制が敷かれており、かつては、士農工商と呼ばれた。とりわけそのトップに立つ武士は、派手な暮らしぶりに見える。が、同時に武士としての体裁を保つために相当な出費を強いられていたことがわかった。武士としてのしきたり、年中行事、冠婚葬祭など、武家の財政は圧迫されているというところに意外さを感じると同時によくよく考えれば納得したものだ。       

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2026/03/12

家計簿だけでなく手紙も解析されているからなのか、ものすごくドラマに満ちた猪山家の生き様を覗かせてもらった。 武士は食わねど高楊枝、とはなんとなく聞いたことがあったものの細部に至るまでを丁寧に見せてもらって腑に落ちた。 猪山家を通して時代を俯瞰するならば、 御算用者として評価され...

家計簿だけでなく手紙も解析されているからなのか、ものすごくドラマに満ちた猪山家の生き様を覗かせてもらった。 武士は食わねど高楊枝、とはなんとなく聞いたことがあったものの細部に至るまでを丁寧に見せてもらって腑に落ちた。 猪山家を通して時代を俯瞰するならば、 御算用者として評価されても借金に苦しむことが避けられないような制度・構造だったから、武士の時代が終わりを迎えたのだと頷ける。 御算用者として評価されてきたからこそ、激変する明治維新の荒波の中でも実力を示し、最終的に海軍に出仕することができるような時代が来たとも言える。 おじいちゃんになってからも教育熱心なのは、やっぱり学問の大切さが身に染みていたんだなあ。ソロバンで頭ぶちのめすのは勘弁して欲しいけど。 いずれ士業はAIに取って代わられるのかもしれないけど、御算用者のように緻密な計算の鍛錬によってしか磨かれない視座というか世界があるのだろうか。 不安定な世の中で身を助けるのは実学スキル、というあとがきも込みで、刺さりました。

Posted byブクログ