間取りの手帖 の商品レビュー

佐藤和歌子(著者)

2011/06/21

わたしこの歳になるまでに住んだ家が４軒。
５歳までの町営住宅。
高校卒業までの実家（建てたから）。
大学時代の下宿。
社会人になってからのアパート（移動なし）。

これしかないんです。
そしてそれらに目立ったおかしいところはありません。

だからこそこの本に出てくる建物が、どうやったらできるのかが不思議で不思議で（笑）
この本を買った後に引っ越す予定もないのにコンビニで住宅情報誌を買いましたが、ここまでの部屋には出会えませんでした。

想像力を働かせるのが好きな方は一度読んでみていただきたい。
ちょっとめまいしそうになるけど；

最近文庫版が出ましたがコメントの勢いなどはこっちが好きかなー。
(2007年記)

この感想を書いた翌年に「アパート廃業」のため引越し。
現在人生5箇所目に住んでますが……やっぱりここまでではないですな。
しかし、実際の引越しのために住宅雑誌見た時に参考になりましたよ、結構ね。
(2010年記)

2011/04/30

間取りでこんなに笑ったのは初めて。
どんな人が？なんの目的で？と妄想しながら読みました。
世界は広いです。

2011/04/21

おうち探しに熱心になるあまり、いつの間にやら間取りのトリコに。
そんな人にお勧めの一冊です。
驚くべきはこの本に掲載されている間取りがすべて実際するということです。

2011/03/06

くすっと笑える、不思議な間取り集。えっ、こんな間取りでどうやって住むの？！って感じの間取りや、おかしな形の部屋が沢山。間に入っている対談も面白いです。
藁半紙のような紙質や、なんだか親しみやすい味のある装丁もいい～。

見ているだけでさまざまな想像が巡る本。

2011/02/28

間取り図を見てあれこれ想像するのが好きなので、マドリストの先駆者（？）による本を読んでみました。
ありえないような間取り図の数々が紹介されています。
見れば見るほど、意味がわからず、あぜんとする物件も。

広いルーフバルコニーの真ん中に、ぽつんと洋間6.5畳があるものとか、
部屋は長方形なのに中の仕切りが斜めで、三角コーナーが収納になっているものとか、
コンビニおにぎりみたいな形のものとか、
妙ちきりんなものばかりです。

６畳の物置が二つついた、入り組んだものなど、いくら見てもよくわかりません。
ベランダが部屋よりはるかに大きく、両隣に部屋ひとつ分くらい大きくはみ出しているところもあります。両隣との御近所付き合いが危ぶまれます。

屋根裏部屋が家の倍の広さのものあり、「秘密組織幹部のお住まい」と銘打たれていました。
なるほど、グラバー邸のようなものでしょうか。

「設計者の顔が見たい｣「住んでる人の顔も見たい｣などと評じられたものもありました。
全く同感です。

間取りと一緒に、せまい３畳ロフトで寝ていた夫婦が、狭さにお互いを疎んじるようになって、別居するようになったという話も載っており、「間取りが呼んだ不幸」を思って悲しくなりました。

始めのうちは、一つ一つを笑って見ていましたが、そのうちに謎すぎて、（いったいどんな家なんだろう）と考え込んでしまうものばかり。
解明できない難問集のようで、なかなかにモヤモヤの残る一冊です。

我が家の間取りは至ってまっとうなんだな～と、なんだか安心しました。

2011/02/26

変な間取り図が99件掲載されてます。コメントが観音開きフェチとか、いちいち面白い。部屋が狭く、バルコニーが50畳以上とか、賃貸で採算が取れるか心配な部屋だらけ。不思議とバストイレ一緒が多く、今だと築20年位で安いかも。間取りで想像力を働かせたい人に。

2011/02/22

不思議な形の間取りが沢山載ってます。
そこへのツッコミも短いながらもセンスが良い。
色々と想像しながら読んでしまう一冊です。

2011/02/15

間取りを見るのは大好き。
この本には変な間取りがたくさんあって見てるだけで笑える。作者のコメントもいいとこ突いてて◎

2011/02/03

へんてこりんな間取りがいっぱいのってて、下に一言添えてあって、たまにこの部屋だったらこんな人が住むんじゃないかなっていう想像のコラムがのっててですね。おもしろいですね。うちの間取りはなんて普通なんだろうと思いましたよ。

2010/12/22

間取り図が好き。どのくらい好きかというと、リカちゃんハウス代わりにしたり、新聞の折り込みチラシを欠かさず集めたり、さらに近所の物件の価格の変遷を把握したり、そうこうしているうちに間取り図が読めるどころか描けるようになっていたり、それが小学生の頃のお気に入りの遊びだったりするくらい。