原子核工学入門(上) の商品レビュー
ラマーシュの本は、原子核工学(炉物理)のテキストとして、前半は楽しく読み、中盤以降は難しさに涙しながら、四苦八苦して読み進んだ。(読了はできず) この本はもっと読みやすく、専門家以外にとっても原子核物理の世界について語りかけるように説明する狙いで作られたようだ。下巻は、社会と原子...
ラマーシュの本は、原子核工学(炉物理)のテキストとして、前半は楽しく読み、中盤以降は難しさに涙しながら、四苦八苦して読み進んだ。(読了はできず) この本はもっと読みやすく、専門家以外にとっても原子核物理の世界について語りかけるように説明する狙いで作られたようだ。下巻は、社会と原子力との関わりに重点を置いた書きぶりになっている。ある程度物理の知識があって、今後原子力や放射線の分野にも興味を深めたいという人に向いている一書だと思う。
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