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コッペリア の商品レビュー

3.9

48件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    13

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2021/01/30
  • ネタバレ

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人を愛せずに人形を愛することで、自分を癒そうとする人たち。 その人たちを愛してしまったことを受け入れられず傷つかないためにそのことに気づかないふりをする人たち。 陳腐な感想にはなるが、結局は人を愛さずにはいられない人たちの姿には読んでいて救われた思いがした。 だからこそ相手がそこに気がついてそういう存在がいることに救われることを願った。 救われない自分を愛してくれる人がいることは、絶対に救いになると思うから。

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2020/02/23
  • ネタバレ

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202002 生きているかのような人形を巡る愛憎。前半がある意味第三者から見たストーリで、後半が真相編。 前半は読み進めるのが辛すぎ、後半はそこそこ楽しめた。人物をぼかす必要があるのはわかるけど、明らかにそこに仕掛けがあるとわかっているのによく繋がらない文章を読まなければならないのは苦痛でしかなかった。そして、最後の唐突なハッピーエンド感で、重苦しい雰囲気が台無しになった感じがした。別れたままの方が良かったのでは。

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2016/07/08

2016.7.8 読了 ほんと 不可思議な話でした。 この作者さん 違うシリーズを 好きで読んでましたが、 ほんとに 同じ作者さん??て思うくらい 奇妙な話でした。。。 どうなるの?どうなるの?で読み進み、 最後は 割合 ストンと落ちました。

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2014/01/01

人形に魅せられた人たちの人間模様。 ミステリーの形を取ったラブストーリー。 後半はぐいぐいと引き込まれページをめくる手が止まらない。 底に流れる鬱屈した感じ、嫌いじゃないけど、明るいラストにほっとした。

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2013/12/19
  • ネタバレ

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再読。加納朋子さんの著作の中では異色の一作です。 人形に魅入られ翻弄されていく人々のお話。 狂気にも似た執着。 視点を変えながら進んでいく物語は、ある時を境に色を変える。 異色作ではありつつも、最後はやはり加納さんらしい結び。 独特の不思議な魅力があり、好きな作品です。

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2012/04/21
  • ネタバレ

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ミステリーなんだろうけど、プロットが上手くない。わざと時系列をごまかしてミステリーに仕上げた感じ。登場人物にも魅力的な人がなく作者の不気味な雰囲気を出したいという狙いがプンプン臭い作品

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2011/11/10

演劇や人形、人形師と、ゴシックな雰囲気のあるお話。 読んだのが中学の頃だったからか、凄く巧妙に書かれてた気がした。 視点切り替えがよく言えば巧妙で悪く言えば分かり辛い。 でも多分、そのわかり辛いのも著者の思惑の通りなのだろうと思う。 ストーリー自体も好きだし、出てくるキャラクター...

演劇や人形、人形師と、ゴシックな雰囲気のあるお話。 読んだのが中学の頃だったからか、凄く巧妙に書かれてた気がした。 視点切り替えがよく言えば巧妙で悪く言えば分かり辛い。 でも多分、そのわかり辛いのも著者の思惑の通りなのだろうと思う。 ストーリー自体も好きだし、出てくるキャラクターなんかも好き。 今ふと思い出したのは乙一のゴスだったと思う。 漫画版の方なんだが、似た雰囲気があった。 僕は嫌いじゃない。

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2011/10/04

最初のめり込めまでに時間がかかってしまいましだかのめり込んでからは一気に読みました。ラストは「あ、そういうことだったのか。」って思わずにはいられなかっです。

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2011/08/03

まゆらドールと呼ばれる人形は、生きていると言われる。 再読。 一気に読まされる感じ。さっぱり忘れていたのでまんまと騙された。 「人形のはなしで超怖かった」という印象が残っていたのだが、全然違う(笑) どっちかっていうとミステリー系。

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2011/07/11

2011.7.11 初読 市立図書館 面白くて止まらなくて、一気読みしたんだけど・・・ちょっと難しい。 途中で、少しこんがらってしまった。 でも、上手く物語がはまっていって、なるほどなぁ~って。 終わり方が明るくて良かった。そこは、ほんとに良かった。

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