出家とその弟子 の商品レビュー
親鸞の考え方が好きです。人間の弱さ、欲深さを認めつつ、かといって他者へのやさしさをきっちり持っている感じが気に入りました。
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親鸞の法語集の歎異抄の教えを戯曲したものですが、後書きにも書かれていたけれど、基本的なテーマは原罪であって、キリスト教の影響が強いように感じました。とても読みやすいです。
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『愛と認識との出発』という本がある。この倉田百三さんの書かれた本である。恩師に薦められた本だが、ほとんど未読のままである。こちらの『出家とその弟子』のほうは学生の頃に一度読んだ気がする。もうほとんど忘れてしまっている、ごめんなさい。
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一生の間でぶつかる壁に向かう心構えみたいなものが書かれてました。 なるほど〜って思ったところもあれば、よく分からないことも。 正しいか、誤っているかで人を判断してはいけないっていうのはズシッと来た・・
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正しい生き方とは何か、人間の一生について考えさせられる。 もっと宗教的な内容なのかと思ったけれども、普通の物語みたいです。 宗教って本来はきっと人を勇気づけたり、慰めたり、そういうために生まれたもので。 人生の指針的なものであったから、信仰心が重んじられた時代が長かったんじゃ...
正しい生き方とは何か、人間の一生について考えさせられる。 もっと宗教的な内容なのかと思ったけれども、普通の物語みたいです。 宗教って本来はきっと人を勇気づけたり、慰めたり、そういうために生まれたもので。 人生の指針的なものであったから、信仰心が重んじられた時代が長かったんじゃないかと思う。 不安定で理不尽な世の中で生きていくためには神とかそういう超自然な存在を想定しないといけなかったんじゃないだろうか。 科学の進歩によって人間が失った一番大きなものは信じる力であるって話は本当だと思う。それを取り返さないかぎり、人は幸せになれないんだろうなあ。
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うわ!これしみこむ、しみこむ。 親鸞とその弟子の繰り広げる静かな対話が 「戯曲」になっているのだが、こう一字一句に含蓄があって文章に宇宙を感じる。かみしめて読みたいお話。そこらのこれは暇つぶしの読書とは全然違う自分が成長するための徳書。難しくない、やわらかな語りにのってページを繰...
うわ!これしみこむ、しみこむ。 親鸞とその弟子の繰り広げる静かな対話が 「戯曲」になっているのだが、こう一字一句に含蓄があって文章に宇宙を感じる。かみしめて読みたいお話。そこらのこれは暇つぶしの読書とは全然違う自分が成長するための徳書。難しくない、やわらかな語りにのってページを繰るうちに、人間の、生きることの迷いや苦しみの真髄にすーっと近づいていることを知る。親鸞のこの慈愛に満ち溢れた人間らしい宗教人像がいい。
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「歎異抄」の教えを散りばめて書かれたそうな。 壮絶な人生を歩んだ著者の「喜び・悲しみ・感謝・悩み・・・」 熱い感情を感じずにはいられない。
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構成物。学生運動のバイブルらしい。法然と親鸞の話。ここまで苦しんでまで信じるなんて、全部嘘っぱちだと思う。倉田百三の戯曲好き。
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