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黄泉びと知らず の商品レビュー

2.8

24件のお客様レビュー

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2017/11/10

カジシンの2冊目、本領と言われる短編集です。 何だか星新一を思わせる作風です。もっともショートショートではなく短編ですが。アイデアが豊富と言うか、悪く言えばアイデアのみ。そのアイデアがあまりにバライエティに富んでいて、付いて行き難い。もう少し統一したテーマがあれば、そうでもない...

カジシンの2冊目、本領と言われる短編集です。 何だか星新一を思わせる作風です。もっともショートショートではなく短編ですが。アイデアが豊富と言うか、悪く言えばアイデアのみ。そのアイデアがあまりにバライエティに富んでいて、付いて行き難い。もう少し統一したテーマがあれば、そうでもないのでしょうが 実はもう少しハードなSFを期待していたもので、ちょっと肩透かし。これはこれで面白いのですが、何か物足らないような気がします。

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2016/11/02

竹内結子主演の「黄泉がえり」が好きで、そのアナザーストーリーがあるというので読んだ。「黄泉びと知らず」は同名短編集の中のひとつでいちばん最初の話だった。いい話なんだが、そのあとに続く短編は何とも趣が全く違うストーリーで「黄泉びと知らず」とはまた違う時に読みたかったかな。面白いんだ...

竹内結子主演の「黄泉がえり」が好きで、そのアナザーストーリーがあるというので読んだ。「黄泉びと知らず」は同名短編集の中のひとつでいちばん最初の話だった。いい話なんだが、そのあとに続く短編は何とも趣が全く違うストーリーで「黄泉びと知らず」とはまた違う時に読みたかったかな。面白いんだけど、さっきまでのジーンときていたものとのギャップが……面白いんだけどね。

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2012/08/18

梶尾真治ということで購入して読むが、正直面白くなかった。 表題作も、まぁよくありそうな話で、この作者だからこそ、という話では全然ない。黄泉がえりを読んでないとよく分からないだろうし。 他の話も面白くなかった。 接続された女って、ジェームズ・ティプトリー・ジュニアだよねぇ。...

梶尾真治ということで購入して読むが、正直面白くなかった。 表題作も、まぁよくありそうな話で、この作者だからこそ、という話では全然ない。黄泉がえりを読んでないとよく分からないだろうし。 他の話も面白くなかった。 接続された女って、ジェームズ・ティプトリー・ジュニアだよねぇ。。

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2012/03/17

短編8編。「黄泉がえり」は好きな作品だったので、関連作として期待したけど弱い。他の作品についてもがっかりの内容で、SFとしての新味はなくユーモアも逆効果。短編は得意な人だと思ってたけど・・たまたまの駄作集と判断して、他の短編集を探してみよう。

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2012/03/14

えーとなんじゃこりゃ…。全8話の短編集であり、表題作と「見知らぬ義父」は、「黄泉がえり」が好きな人なら普通に楽しめる作品だと思いましたが。他の6話はくだらないバカSF話ばかりで…。 むしろこの本の中では、表題作と「見知らぬ義父」が浮いている。表題作だけは書き下ろしだそうです。 ...

えーとなんじゃこりゃ…。全8話の短編集であり、表題作と「見知らぬ義父」は、「黄泉がえり」が好きな人なら普通に楽しめる作品だと思いましたが。他の6話はくだらないバカSF話ばかりで…。 むしろこの本の中では、表題作と「見知らぬ義父」が浮いている。表題作だけは書き下ろしだそうです。 ヒット作である「黄泉がえり」のスピンオフを書き下ろして目玉とし、しかし中身の大半が「黄泉がえり」とは全く路線の異なるバカSFというのはどういうことでしょう。 純粋にバカSF本としてまとめてあればもう少し楽しめたかもしれませんが、「黄泉がえり」の路線を期待して買ったので楽しめなかったです。

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2012/02/19

 黄泉がえりシリーズ第二弾。短編集だけれど、黄泉がえりワールドは最初の一編だけだった。  そのワールドをそのまま使う「黄泉びと知らず」は予定調和というか要するに面白くない。次の「六番目の貴公子」は長く感じて流し読み。  板前が手術をする「奇跡の乗客たち」はなかあなか面白い。S...

 黄泉がえりシリーズ第二弾。短編集だけれど、黄泉がえりワールドは最初の一編だけだった。  そのワールドをそのまま使う「黄泉びと知らず」は予定調和というか要するに面白くない。次の「六番目の貴公子」は長く感じて流し読み。  板前が手術をする「奇跡の乗客たち」はなかあなか面白い。SFチックな「魅の谷」は何度か見た結末。アンドロイドが南極探検用だったみたいな「小壷ちゃん」も特段ひねりなく平凡。  現代的な「見知らぬ義父」はなかなか良かった。いいねぇ、こんな第三の自分(仕事、家庭のほかの第三という意味)。特段記憶が残らない「接続された女」、狙いはわかるけれど怖さが染み出てこない「赤い花を飼う人」がラスト。  雑多な短編集の寄せ集めっぽい。悪いとは思わないけれど、面白いとも思わない普通のファンタジーだった。

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2019/01/16

古典竹取物語を基礎にオチは…『六番目の貴公子』 ある程度ヨメるが、やっぱりかの『魅の谷』 ほのぼの親子愛と思いきやの『小壺ちゃん』 といったユーモア、ばかばかしさもあるが 不完全な知的生命体がもつ永遠の思いを 切なく描いた『接続された女』 SFともファンタジーとも違うが日常でもな...

古典竹取物語を基礎にオチは…『六番目の貴公子』 ある程度ヨメるが、やっぱりかの『魅の谷』 ほのぼの親子愛と思いきやの『小壺ちゃん』 といったユーモア、ばかばかしさもあるが 不完全な知的生命体がもつ永遠の思いを 切なく描いた『接続された女』 SFともファンタジーとも違うが日常でもない しかし共感できる『見知らぬ義父』 表題作は、あの物語のまわりにあふれていただろう 普通の物語とちょっとした奇跡を物足りないほど さらりと描いているので、少し物足りないかな。

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2010/01/24

映画にもなった『黄泉がえり』のアナザーストーリー。 表題作は説明的過ぎな書き方の問題か、感情移入しづらい感じが否めない。。。 『かぐや姫』のパロディである「六番目の貴公子」、山間部でバス事故に遭った「奇跡の乗客たち」は面白かった。

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2009/10/26

黄泉がえりの番外編。 亡くなった人が一部の地域で蘇ってくるという現象を聞き、亡くなった子供をよみがえらそうと願う夫婦の話。ちょっと物悲しい。

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2009/10/04

「黄泉がえり」の続編である表題作を含む短編集。 表題のセンスはうまい。 ユーモアを盛り込んだ作品から感動するような作品まで, バラエティーに富んだ作品を楽しめる短編集になっている。 全体的にユーモア寄りで,結末が読めるものも多かったのは残念。 個人的には,「黄泉びと知ら...

「黄泉がえり」の続編である表題作を含む短編集。 表題のセンスはうまい。 ユーモアを盛り込んだ作品から感動するような作品まで, バラエティーに富んだ作品を楽しめる短編集になっている。 全体的にユーモア寄りで,結末が読めるものも多かったのは残念。 個人的には,「黄泉びと知らず」,「見知らぬ義父」が良かった

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