真皓き残響 十三神将 の商品レビュー
炎の蜃気 邂逅編4 十三神将 変態直江はいつどのようにして生まれたのか?がこの本で分かる。 なるほど、最初は純粋無垢だったのね、直江も。 400年もあの景虎のそばにいれば、ひねくれてしまう訳だ。 安田長秀の無理解と同様に景虎に扱われて傷つく直江に萌えた。68p
Posted by
(少なくともあの男とは……虚しさを共有できる) (P120) 理解し合う事はできない(したくない)が、理解できないという共通認識、誰に言うこともできない虚しさがあるという共通認識において 理解しあえる、という景虎様の思い。 私は割とこの考え方をしてきた(この作品に出会う前から)の...
(少なくともあの男とは……虚しさを共有できる) (P120) 理解し合う事はできない(したくない)が、理解できないという共通認識、誰に言うこともできない虚しさがあるという共通認識において 理解しあえる、という景虎様の思い。 私は割とこの考え方をしてきた(この作品に出会う前から)ので、なんだかそれが肯定されたような気がして嬉しかった。 …にしても、たしかこの感慨、昭和編でも景虎様が心の内で言っていた気がするのだよな。どれだけ時間がかかっているんだ、壮大すぎる面倒くさい主従。 桑原水菜という人は、いつも歴史(正史か?)に埋もれた小さな声に目を向ける。それが「怨念」になって…夜叉衆が五人それぞれのやりかたでそこに向き合うという描き方がとても多い。 《聞き逃された思いの掬いあげ方》とでもいえばいいのか…そういう見方のできる作り手は好きだ。 長秀の奔放と実力、勝長の安定感は良いスパイス。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
長秀参入でようやく5人揃った夜叉衆。 それにしても、長秀ほんっっとにヤなやつでどうしようかと。 でも多分、1番現実的で合理的な考え方が出来る人なんじゃないかな。 敵方の大将、しかも自分なんかよりもだいぶ若い男を今日から主人と呼べ!って言われても、すぐには納得できないよね。 戦国を生きてきた武将なら尚更。 気持ちは分かるけど、これまで散々「死人」「生き人」の狭間で悩み苦しんできた景虎さまたちからすると、冗談じゃない!って話ですよね。 状況に納得がいかないのはわかるけど、命を軽んずるのは違うよね。 慇懃無礼な態度であからさまに楯突く長秀が景虎さまを唯一のライバルと認めるまでの過程とか、夜叉衆1のお人好しに変貌していくまでの過程とか、長秀にも気になる要素満載! それにしても、生前の長秀が醜男とは。 長秀といえばちょっと日本人離れした線の細い美形、のイメージなんだけど、それって生前のコンプレックスの裏返し?? 長秀切ない…! 直江はもはや夢にまで景虎さまを見るようになっていて。 しかもいくら夢だからって何やってんの!っていう…。 景虎さまの人間性を知るにつれ劣等感を抱かずにはいられなくなってるあたり、もうすっかり直江。ああ直江。 この人出会ってわりとすぐの段階からこんなことぐるぐる考えてたんだ…。 景虎さまに憑依した長秀に対して、あの男の体の中はどんなだった?って嫉妬心めらめら。 ここから400年……果てしない! 景虎さまもすっかりカリスマが顕現されてて。惚れ惚れ。 繊細で優しくて信念を貫く強さを持つ景虎さまがほんとにほんとに大好きだああああ!
Posted by
安田さんは結構おじいさんになってから亡くなった人だというのが意外。 千秋氏とかキャピキャピしてたのに。 肉体の在りように精神も影響されるんでしょうか。 景虎さまはカリスマの片鱗を見せはじめ、直江はまずはくるっと一回り。 換生先の身体関連以外にも現世とのしがらみが生じはじめる。 ...
安田さんは結構おじいさんになってから亡くなった人だというのが意外。 千秋氏とかキャピキャピしてたのに。 肉体の在りように精神も影響されるんでしょうか。 景虎さまはカリスマの片鱗を見せはじめ、直江はまずはくるっと一回り。 換生先の身体関連以外にも現世とのしがらみが生じはじめる。 あのお坊さん、これからも出てきそうだな。
Posted by
「来い」 毘沙門天と結縁した魂同士の引力が十三神将を退けて結びついた。長秀の霊魂が景虎の肉体に飛び込んだ瞬間、景虎はその衝撃に耐えるよりも数瞬恍惚を感じたように、指先を震わせ、目を細めて天を仰いだ。
Posted by
図書館。 暑いから読みやすいのに手がのびます。 図書館から帰って、家事の合間に一気読み。 ラノベはこれができるから嬉しい。 スナック菓子の感覚に近いかも。 邂逅編の新刊?を本屋で見て、 まだ続きがあることを知りました。 2年ぶりくらいかな、ミラージュ読むの。 役者が出揃って...
図書館。 暑いから読みやすいのに手がのびます。 図書館から帰って、家事の合間に一気読み。 ラノベはこれができるから嬉しい。 スナック菓子の感覚に近いかも。 邂逅編の新刊?を本屋で見て、 まだ続きがあることを知りました。 2年ぶりくらいかな、ミラージュ読むの。 役者が出揃って、かえって足並みがそろわないところが 夜叉衆らしくて和んだ。 千秋・・・じゃなくて長秀と景虎は、 最初からけんか友だちだったんだ(違; 調伏の数とかもう幼稚園児レベルw 長秀、半分は愛情表現だけど残りの半分は本気だよねえ。 (09.08.20)
Posted by
炎の蜃気楼(ミラージュ) 邂逅編 シリーズ4作目。「十三神将」、コバルト文庫サイズで書店でお探しを(笑) 本編(完結)で絶叫した後に、こんな時代があったんだと 眺めることができる、かも。距離感に、本編での激情を癒してください。 夜叉がまだそろわない邂逅編、4作目で安田長秀 登場...
炎の蜃気楼(ミラージュ) 邂逅編 シリーズ4作目。「十三神将」、コバルト文庫サイズで書店でお探しを(笑) 本編(完結)で絶叫した後に、こんな時代があったんだと 眺めることができる、かも。距離感に、本編での激情を癒してください。 夜叉がまだそろわない邂逅編、4作目で安田長秀 登場! 本編ではすでに仲間として信頼もコミュニケーションもあった彼らですが、 出会ったばかりは、すれ違いやら反発やらではらはらとさせられます。 「これがどーやって、あの仲間になるの!?」というところが見所かも(本編ファン)。 また、本編を知らなくても独立としても楽しめる(のか!?)歴史ものとなるかもしれないので(弱気) パラレル歴史裏話的な視点で楽しむといいのかな〜。夜叉の設定を知らないと、やっぱり面白くないかな。 本編、全部読んでください(笑) 4作目で5人でそろって、ようやく(キャラの外見も見慣れて) これ以降、また夜叉衆の駆け引きが楽しみなところです。 てか、邂逅編とっくの昔に発売されてたのに自分の周囲にみつからなかったんだよな〜(泣) 本屋で見つけて、読んでなかった巻を大人買いです。
Posted by
直江がハァハァしだしたのでジャンル変更。 あんまストーリーなかったかな。 ファンがそれぞれの萌えポイントを見つけられればそれでヨシ。
Posted by
どんなにろくでなしひとでなしでけちょんけちょんにいわれていようが(いや、だれもそこまでは・・・)、それでもやっぱり大好きだ、安田長秀!景虎を敵視して読む己もどうかと思うんだけど・・・やっぱり長秀殿のほうがおとななんだもん(?)。 20080124〜20080128
Posted by
長秀が超絶身勝手で最高です。長秀と景虎の確執はここからずっと続いていくんだなあ。そしてどんどん妄想が激しくなる直江が気になって仕方ない。小鬼・竜と景虎の場面素敵。速ノ助への気持ちとか、御百度参りするとことか、景虎様の張り詰めたやさしさ大好きだ、と改めて思った。
Posted by
- 1