まだふみもみず の商品レビュー
百人一首のタイトルが…
百人一首のタイトルがつけられ、作者の大切な想い出たちが宝物のように書きとめられている。ことに父上とのくだりはとても切なく感じる。古文の表現(章ごと)や旅の話が満載で豊かな気持ちになります。
文庫OFF
南しんぼう氏が表紙を書いているのだが、この酷似している表紙を見るだけで笑いがこみ上げてくる。何故なら、私は「ああいえばこう食う」の大ファンなのだ。もちろん続編も読んだ。 イギリスが一番好きな国だと言われると、ウレシはずかしな気分になる。 (2004.12.31)
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女優でもある壇ふみさんのエッセイ。有名な作家さんだったお父さんへの気持ちも入ってた。そして何より、可愛らしい顔をしながらビックリするほど彼女が打っ飛んでる事が分かる。往々にして、とても楽しそう。「あぁこんなんでもやっていけるんだ大人って」って思った1冊。
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太宰治から檀一雄を知り、檀一雄から檀ふみへとたどり着いた。やはり、ここには流れてるね、カズオの血が、脈々と。しっとりとした文体が心地よくて、何だかほのかに良い気分。父のことを書いている部分がやっぱりすごく好きだ。
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