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教師力(上) の商品レビュー

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13件のお客様レビュー

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数年前から警鐘してきたこと

やりがいを見出せなくなっている教師が精神疾患で休職または退職を余儀なくされていると聞きます。 本書は数年前に発行された書ですが、その教師の数は年々増加し続けていると先日紙面で見かけました。 同僚の中にも予備軍と思われる方もいますが、その解決策や体制からの具体的なサポートがない...

やりがいを見出せなくなっている教師が精神疾患で休職または退職を余儀なくされていると聞きます。 本書は数年前に発行された書ですが、その教師の数は年々増加し続けていると先日紙面で見かけました。 同僚の中にも予備軍と思われる方もいますが、その解決策や体制からの具体的なサポートがないのが現実です。 一人苦しんで誰も何のヒントももらえず答えを見いだせないものが脱落していく、これだけ問題を抱えている教育指導の中で現場教師だけを非難することはできないと思います。 本書はそんな教師に対して実態と現状を具体的に解析しその中で実現可能なヒントをエピソードを交えて丁寧に解説と提案をしています。 もし今少しでも同じ悩みややりがいを感じているのであれば本書は必見です。 上下ともあっという間に読めるはずです。悩みがなくても教師としてのアイデンティティを自省できる機会をもらえる良書ではないでしょうか。

humanexisted

教師への金言の宝庫

いじめを苦にして自殺する小・中学生の記事があとを絶たない。 最近の事件では生徒が再三再四シグナルを出していたにも教師や保護者たちはフォローしきれなかった。非常に残念の結果です。 教師として全力で取り組んでいるつもりでも生徒たちの本当の気持ちは手をすり抜けて望まない方向...

いじめを苦にして自殺する小・中学生の記事があとを絶たない。 最近の事件では生徒が再三再四シグナルを出していたにも教師や保護者たちはフォローしきれなかった。非常に残念の結果です。 教師として全力で取り組んでいるつもりでも生徒たちの本当の気持ちは手をすり抜けて望まない方向へといってしまう。 教師としての取り組み、教師とはどのような存在であるべきなのか。やりがいを失った教師たちに贈る改めて自分を見つめ直せる良書です。 読みやすく金言の宝庫です。

いじめハンター

初心忘れるべからず

教師として毎日がルーティンワークになり 仕事としてやりがいを見出せなくなっていました。 周囲の教師達を見回してもどこか覇気がなく、 自分の仕事だけをそれとなくこなすだけの雰囲気に いつしか同化していました。 こんな思いで教わる生徒も不幸だなと常々感じ、 生きて...

教師として毎日がルーティンワークになり 仕事としてやりがいを見出せなくなっていました。 周囲の教師達を見回してもどこか覇気がなく、 自分の仕事だけをそれとなくこなすだけの雰囲気に いつしか同化していました。 こんな思いで教わる生徒も不幸だなと常々感じ、 生きている意味すら何か薄っぺらく感じているときにこの本に出会いました。 タイプ別にわけられた教師のタイプは見事に振り分けられ、 教師としてのどのように生きていけばよいか親切に記してありました。 がんばりすぎず、でも自分を見つめること。 自分らしい教師をまた目指そうと思いました。 教師なりたての熱い初心を取り戻した気分です。

realstudents

自分のタイプがわかる

自分がどのタイプの教員であるかが、 読み進めていくうちに浮き彫りになっていきました。 そんな自分を受け入れることがはじめイヤになりましたが、 どのように取り組んでいけば良いか親切に導いてくれているので 今はマイペースでマイベストを尽くして行けばよいと思えるようになりま...

自分がどのタイプの教員であるかが、 読み進めていくうちに浮き彫りになっていきました。 そんな自分を受け入れることがはじめイヤになりましたが、 どのように取り組んでいけば良いか親切に導いてくれているので 今はマイペースでマイベストを尽くして行けばよいと思えるようになりました。 巻末についている「やりがちとストレス」のアンケートもかなり使えました。

マイベスト教員

ストレス解消から自己内省まで

教師力という現場での対応力とバランスが大切であり 心のゆとりを持って、自分らしい教員の意義と役割を見つけるべきと説きます。 漠然と理想論だけを押しつけるのではなく 具体的に身近なストレスのパターンからその解消法まで 親切に解説してくれるので 自分なりの教員スタイルを...

教師力という現場での対応力とバランスが大切であり 心のゆとりを持って、自分らしい教員の意義と役割を見つけるべきと説きます。 漠然と理想論だけを押しつけるのではなく 具体的に身近なストレスのパターンからその解消法まで 親切に解説してくれるので 自分なりの教員スタイルを改めて思い描かせてくれました。 現在の情報過多の中で、人生スタイルや価値観も多様化して、 何が本当の自分かを見定めがブレ気味に感じますが、 それでも自分らしさの軸を定期的に内省することが基本なのだと教えていただきました。

ヒント大全

これから教職に就く前に

将来、教員志望の学生にてタイトルに魅かれて何か参考になればと思い手にしました。 教師の現状とやりがい、また多様化する子供たちとの取り組み方、仕事としての教育現場での連携、どれも現場の声としてとても参考になりました。トピックス「幸福とやりがい」も読みやすくタメになりました。

ポスト金八

充実を求め自己確立を達成

本来人間を育てるという創造的な仕事。 そんな教職の中で挫折や自己崩壊をまねく教員達。 職場の中でどんなストレスをかかえ、その逆にやりがいを求めていくか? 自分は教職とはかけなはなれている仕事ですが、 人に教えることが多いため何か参考になればと思い手にしました。...

本来人間を育てるという創造的な仕事。 そんな教職の中で挫折や自己崩壊をまねく教員達。 職場の中でどんなストレスをかかえ、その逆にやりがいを求めていくか? 自分は教職とはかけなはなれている仕事ですが、 人に教えることが多いため何か参考になればと思い手にしました。 どの参考例もヒントも自分に覚えのあることばかりなので 身につまされる助言に大きく動揺をしましたが、 それを解釈し実践できれば より自分の仕事と生き方によろこびとやりがいを見いだせる気がします。 若い教職の方もまた別の仕事の方も、 現在の仕事の中に自分の存在意義を見失いそうな方は 是非読んでいただきたい一冊です。 上・下とも読みやすくお勧めです。

今を生きるヒント

見失っていた自信

思い通りにいかない学級経営を前に 日々の教員生活に張りと自信をなくしておりました。 いつしかあたりさわりのない ルーティンワークの毎日で仕事に対するつまらなさばかりがつのっておりました。 この本を読んで 周りの方々も同じような悩みと行き詰まりを感じていることをし...

思い通りにいかない学級経営を前に 日々の教員生活に張りと自信をなくしておりました。 いつしかあたりさわりのない ルーティンワークの毎日で仕事に対するつまらなさばかりがつのっておりました。 この本を読んで 周りの方々も同じような悩みと行き詰まりを感じていることをしり 自分だけの悩みでないことに一抹の安心と またそこから打破する方法、自分を取り戻すためのアドバイスがとても参考になりました。

ルーティンワーカー

現場の苦悩と実態

現在の教職の現場の苦労が身にしみてわかりました。 精神的に中途辞職に追い込まれる中堅以上の教職の方々。 果たして他のものでもうまく対応できたのであろうかというくらいの難しい状況。 そこに冷静に集団環境と生徒だけの問題にとらわれず、教職として、また個人の人間としてそこにど...

現在の教職の現場の苦労が身にしみてわかりました。 精神的に中途辞職に追い込まれる中堅以上の教職の方々。 果たして他のものでもうまく対応できたのであろうかというくらいの難しい状況。 そこに冷静に集団環境と生徒だけの問題にとらわれず、教職として、また個人の人間としてそこにどのような生きがいを見いだせるかといった大きな視野でとらえる、生きるヒントとも言える金言が豊富です。 教職以外のかたでも自分に照らし合わせて、生きる大きな指針のヒントとなるかと思います。

aquoscoco

驚きました

これほどまでに学級崩壊がすすんでいるとは想像以上でした。その中で今までを担っていらした教育者が時代の流れに置いて行かれる現実、また経営などと同じで教育の方法も日進月歩なのだと思い知らされました。過去の経験、理論にしがみつかず、常に新しい集団、一人一人の生徒であることを辛辣に受け止...

これほどまでに学級崩壊がすすんでいるとは想像以上でした。その中で今までを担っていらした教育者が時代の流れに置いて行かれる現実、また経営などと同じで教育の方法も日進月歩なのだと思い知らされました。過去の経験、理論にしがみつかず、常に新しい集団、一人一人の生徒であることを辛辣に受け止め対応していかないといけないと感じました。

変化に直面した教師たち