忌中 の商品レビュー
図書館借り出し 死にまつわる短編集 壮絶だった ・古墳の話 ・神の花嫁 ・「鹽壺の匙」 補遺」 ・三笠山 ・飾磨 ・忌中
Posted by
つらい… ホラーだと思って読んだのに、違っていた。全く違っていた! でも文章はとても文学的(なので私の中のカテゴリは「文学」にした)。 かなりつらく、暗いけれど、現実的にある話なのだろう。今もこの日本のどこかで、死を考えている人がいるんだろうな。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一度読んで、再度読んだ。すっかり忘れていて再度読んでもなかなか思い出せず、断片的にそういえばこんなシーンがあったなと思い出す程度だ。こんな読書でいいのだろうか。短編集だが、「古墳の話」と「忌中」が良かった。
Posted by
自殺、他殺などの所謂変死した人々と、その周辺の模様を描いている短編集。 「三笠山」と「忌中」がひときわしんどかった。 作中引用されている歌やエッセイがどれも好き。
Posted by
内容は 車谷さんの短篇集なのだけども…… もうね、どれもこれも暗くて暗くて沈む。 わかっちゃいたけど、本当に暗い……× 中にはエッセイっぽいのもあって ・殺された知人の為に、最後は祝詞で終わっていたりとか。 ・子供も殺して心中する夫婦の話だとか。 ・死人はでなくても、理想の女が理...
内容は 車谷さんの短篇集なのだけども…… もうね、どれもこれも暗くて暗くて沈む。 わかっちゃいたけど、本当に暗い……× 中にはエッセイっぽいのもあって ・殺された知人の為に、最後は祝詞で終わっていたりとか。 ・子供も殺して心中する夫婦の話だとか。 ・死人はでなくても、理想の女が理想と違ったので その子の名前を付けた人形を抱いて寝る男の話とか。 ・しかし、中でも表題作の『忌中』が最悪というか、最良。 病気の妻を殺し、押入れで妻が腐敗し溶けてゆくのを 毎日見ながら、借金をして若い娘に貢ぎ、自分を追いやり 自殺するっという。 暗い暗い。全部暗い。じめーっとした暗さ。
Posted by
- 1