銀の皿に金の林檎を の商品レビュー
(2015/1/15読了) これも前作同様、内容も知らずに図書館の書架から借りた本。惹かれたのはタイトルと目次です。 同一人物の4つの年の頃の話です。 祖母も母も18で出産、水商売の家系という複雑な環境の夏海。誰も愛さず、愛される事も望まない、飄々と生きているようにみえるけど、実...
(2015/1/15読了) これも前作同様、内容も知らずに図書館の書架から借りた本。惹かれたのはタイトルと目次です。 同一人物の4つの年の頃の話です。 祖母も母も18で出産、水商売の家系という複雑な環境の夏海。誰も愛さず、愛される事も望まない、飄々と生きているようにみえるけど、実際は寂しがり屋でひとりの人を思い続け(祖母のひもとなる)、実に逞しく生きている。 ハッピーになるような話ではなく、気だるささえ感じられるのだけど、じわじわと腹の底から何かが湧いてくるような不思議な話でした。 やっぱり大道さんって不思議。 (内容) 夏海、16歳…21歳…26歳…31歳…女子高生から銀座のホステスへ。
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表紙が土屋アンナだったから気になって読んでみました。 主人公には共感できず。 でもサクサク読めました。
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銀座のクラブにスカウトされた女子高生、夏海の半生を描いた作品。あたしには、こういう内容は合わなかった・・・。ちなみに、表紙はアンナちゃん。
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2006.02. 夏海のモノローグだけで駆け抜ける17歳から31歳。すごく読みやすい。夏海は全然可愛くないんだけれど、自分に正直に生きていて、自分のことをふと振り返ってしまう。
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16〜31才まで。 活力のあるナマケモノの高校生の女の子の半生。 こんなに曲がってるように見えても、自分に正直に強く生きる主人公がイイね。
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タイトルに惹かれて借りたけど、うーん…な感じ。なんか、無駄に下品に感じてしまうのは、わたしが変なところで潔癖なせいかしら?あんまり幸福じゃなくて、あんまり器用に生きられない女の人の話。
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お菓子の町でもある観光名所のなかにある町に住んでいる主人公・夏海。 彼女の16歳・21歳・26歳・31歳の生き様が そのまま章を成している。 間違ってもお薦めできる生き方とは言えない日々を送っている夏海なのであるが、そこに何か人間の本質に近いものを見てしまった気がして少した...
お菓子の町でもある観光名所のなかにある町に住んでいる主人公・夏海。 彼女の16歳・21歳・26歳・31歳の生き様が そのまま章を成している。 間違ってもお薦めできる生き方とは言えない日々を送っている夏海なのであるが、そこに何か人間の本質に近いものを見てしまった気がして少したじろぐ。 健全とは言いたくないが 表に現われない深いところから立ち昇る健康な匂いがちらりと鼻先を掠めるので 疎みきれずに着いて行ってしまいそうになる。
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