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西遊記の秘密 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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西遊記には様々な要素…

西遊記には様々な要素が込められています。その世界観を様々な事物から知ることの出来る本です。

文庫OFF

納得できる説明が載っ…

納得できる説明が載ってある事柄もあれば、ただのコジツケに感じられる説明が煩雑に繰り広げられているものもあり、まあまあといったところでした。

文庫OFF

2022/03/18

 中野美代子教授の西遊記研究書は初読・再読を問わず、これで5冊目。相変わらず手がたい、そして手ごわい。煩瑣な注釈と豊富な図版にお手上げ気味だ。  中国における演劇の発生はインドに遅れること千年、ギリシアに遅れること2千年、という指摘は興味深い。その理由として「虚構の原理にきわめて...

 中野美代子教授の西遊記研究書は初読・再読を問わず、これで5冊目。相変わらず手がたい、そして手ごわい。煩瑣な注釈と豊富な図版にお手上げ気味だ。  中国における演劇の発生はインドに遅れること千年、ギリシアに遅れること2千年、という指摘は興味深い。その理由として「虚構の原理にきわめて冷淡であったこと」を挙げている。そういえば、わが国の古事記にあたる、神話をまとめた書が中国にはない。

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2020/05/07

五十嵐氏のSaruを読んだ後に再びマイブーム再燃となった西遊記と道教朱と言うキーワードで引っかかった書籍。自身の興味関心へとつながる内容はてんこ盛りだったので満足な書籍ではあるが、終盤に学者アカデミックの世界の性質に少し疲れを感じた。目の前に揃えた資料をあっち突きこっち突きしなが...

五十嵐氏のSaruを読んだ後に再びマイブーム再燃となった西遊記と道教朱と言うキーワードで引っかかった書籍。自身の興味関心へとつながる内容はてんこ盛りだったので満足な書籍ではあるが、終盤に学者アカデミックの世界の性質に少し疲れを感じた。目の前に揃えた資料をあっち突きこっち突きしながら弄ぶ様がアカデミックの世界で学者が居続ける様かと思うと、僕には縁のない世界だと理解す◎ ただ西遊記の再発見、道教陰陽の基本的な世界観、世界に通じる物語の妙というものに理解が至るに足る充分な書籍。改めて敬意を表す。

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2015/07/14

文庫版。何で自分がこっちを登録していたのかは不明。 出版されたんが結構前なので、今は研究が進んでいる部分も多いと思うけどもとても興味深く読んだ。 星の話が面白かった。西遊記読んでたときから星たちのことは気になっていたのよ。二十八宿と十二支とか。 あと、なた太子の話も面白かった。封...

文庫版。何で自分がこっちを登録していたのかは不明。 出版されたんが結構前なので、今は研究が進んでいる部分も多いと思うけどもとても興味深く読んだ。 星の話が面白かった。西遊記読んでたときから星たちのことは気になっていたのよ。二十八宿と十二支とか。 あと、なた太子の話も面白かった。封神演技との関わりの話も面白かったんやけど…封神演技よく知らんくて…。前に偕成社の封神演技読んだんやけどな…全然予備知識ないわ。藤崎竜の封神演技しかわからんわ。

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2009/10/04

福武書店から1984年に出版された元版で読んだ。 その後、福武文庫にも収録されたが品切れのようである。 目次(岩波現代文庫版) 1 孫悟空の誕生と再生(子供を生む石―孫悟空の再生 龍からの変身―孫悟空のもうひとつの誕生 ほか) 2 『西遊記』の隠秘学(五行思想と『西遊記』―挿入...

福武書店から1984年に出版された元版で読んだ。 その後、福武文庫にも収録されたが品切れのようである。 目次(岩波現代文庫版) 1 孫悟空の誕生と再生(子供を生む石―孫悟空の再生 龍からの変身―孫悟空のもうひとつの誕生 ほか) 2 『西遊記』の隠秘学(五行思想と『西遊記』―挿入詩の謎 鉛と水銀の物語(煉丹術の秘法 かくれたるポルノグラフィー) ほか) 3 『西遊記』の社会学(星の化身たち―中国古代の夜空 神々のヒエラルヒー―道教と民間信仰 ほか) 4 『西遊記』の解体学ノオト(呉承恩と邱処機―作者をめぐる誤解 『西遊記』の周辺―その成立前後 ほか) 元版表紙画像 http://lh6.ggpht.com/_A53tYw7stVg/SdjrwdA8FuI/AAAAAAAAAB8/qSX1WnBIN9w/%E8%A5%BF%E9%81%8A%E8%A8%98%E3%81%AE%E7%A7%98%E5%AF%86285x400.jpg

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