「英語脳」のつくり方 の商品レビュー
著者は、3年間アメリカに留学したけれども、いわゆる「ペラペラ」にはならなかったと語っています。その一方で、アメリカの大学で最新の心理学についての文献を読むスピードはネイティヴと遜色がなく、英語で書いた論文を文章校正の専門家にチェックしてもらった際には「エクセレント」と褒められたと...
著者は、3年間アメリカに留学したけれども、いわゆる「ペラペラ」にはならなかったと語っています。その一方で、アメリカの大学で最新の心理学についての文献を読むスピードはネイティヴと遜色がなく、英語で書いた論文を文章校正の専門家にチェックしてもらった際には「エクセレント」と褒められたとも述べています。 英語で日常会話をおこなう必要のある日本人はそれほど多くないと著者は指摘し、流暢な英語だけれども中身のない話をするひとよりも、読み書きの能力が高くて、訥弁でも中身のある話ができるひとのほうが求められているといいます。 本書にも、英語を読むためのトレーニング法や、ディスカッションを切り抜ける方法など、具体的なことがとりあげられていますが、英語学習法の本というよりも、なんのために英語を学ぶのかをきちんと考えましょうという趣旨の本であるように思います。『「英語脳」の作り方』というタイトルから連想される内容とはすこしズレがあるように感じましたが、おおむね興味深く読みました。
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英語脳とはパターンを豊富に取り込むこと。性能の高い自動翻訳機を自己開発すること。だそうです。然りだなと。英語のほかに色々国民性の話もあったりと面白かったです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 大人に必要なのは「流暢なお子さま英語」か? 否。 こてこてのジャパニーズ・イングリッシュでOK。 大切なのは中身だ。 脳内に眠る記憶=受験英語を再活性する“ずる賢いやり方”を伝授。 [ 目次 ] 第1章 脳に眠る英語力 第2章 大人にとっての英語脳 第3章 ビジネスは「読み」だ 第4章 通じる「書き」を究めろ 第5章 大人の「話し」は内容で勝負 第6章 英語を背景に日本の社会を考える [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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