白猫 の商品レビュー
白猫のお伽噺ですね。 原作は十七世紀末フランスの女流作家、オーノワ夫人です。 シャルル・ペローの時代ですね。 エロール・ル・カイン(1941ー1989)はシンガポール生まれ。イギリスの絵本作家です。 訳の中川千尋さんは定評のある絵本作家ですね。 むかし、ある国の王様が三人の王子...
白猫のお伽噺ですね。 原作は十七世紀末フランスの女流作家、オーノワ夫人です。 シャルル・ペローの時代ですね。 エロール・ル・カイン(1941ー1989)はシンガポール生まれ。イギリスの絵本作家です。 訳の中川千尋さんは定評のある絵本作家ですね。 むかし、ある国の王様が三人の王子に探し物を命じます。 三人の王子の冒険が始まります。 「白猫」と出会った末の王子はとても素敵な生活を送り、王様の命令を忘れてしまいそうに成りました……! とても素敵な物語です。イラストも楽しいワクワクするものです。昔話ののんびりとした、それでいて気づかされるものがある絵本ですね。
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3人兄弟っていうといつも末っ子が得をするんですね、実社会でも末っ子が優位にたっちゃうのはどうなのよ、この場合一番努力しているのは次男なんじゃないかと思うんだけどねえ? 大道すぎるストーリーだしそれほど面白くもなかったかな。
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オーノワ夫人の童話の再話。 バレエの眠れる森の美女で、長靴を履いた猫と一緒に白猫が踊ってるけど、どんな童話?と思っていて、話の筋はわかっていたけど手に入れられなかった。ラングのあおいろの童話集で(こちらは完全版)やっと手に入れたので満足してたんだけど、絵本はあまり見なかったし、エ...
オーノワ夫人の童話の再話。 バレエの眠れる森の美女で、長靴を履いた猫と一緒に白猫が踊ってるけど、どんな童話?と思っていて、話の筋はわかっていたけど手に入れられなかった。ラングのあおいろの童話集で(こちらは完全版)やっと手に入れたので満足してたんだけど、絵本はあまり見なかったし、エロール・ル・カインが好きなので買いました。 再話の感じも楽しいし、短くなってたけど、絵本だとこれくらいがちょうどいいのかも。
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2015.5.17市立図書館 フランスのおとぎ話。3人の王子が試練をあたえられ、、心やさしい末の子が、動物の姿に変えられていた相手の呪いを解いてやって結婚、という昔話の王道をいく内容。失敗する兄たちの性格付けやエピソードにも王さまの言動にもちょっととぼけたユーモアが感じられてよか...
2015.5.17市立図書館 フランスのおとぎ話。3人の王子が試練をあたえられ、、心やさしい末の子が、動物の姿に変えられていた相手の呪いを解いてやって結婚、という昔話の王道をいく内容。失敗する兄たちの性格付けやエピソードにも王さまの言動にもちょっととぼけたユーモアが感じられてよかった。次女がとても気に入った様子。 ル・カインといえばワイルドでエネルギッシュなキャッツが印象的だけれど、この絵本の白猫はふんわり上品でなんともかわいいから、次女が気に入るのも道理。
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ル・カインで猫っていったらエリオットの『キャッツ』関係あります!? って一瞬色めき立ったのですが、無関係でした。残念。 とってもかわいくて賢い白猫が、父王からのムチャ振りに悩む末の王子を助けるお話。 原作は17世紀末のフランス人女流作家・オーノワ夫人が書いたおとぎ話だそう(「...
ル・カインで猫っていったらエリオットの『キャッツ』関係あります!? って一瞬色めき立ったのですが、無関係でした。残念。 とってもかわいくて賢い白猫が、父王からのムチャ振りに悩む末の王子を助けるお話。 原作は17世紀末のフランス人女流作家・オーノワ夫人が書いたおとぎ話だそう(「訳者あとがき」より)。長靴どころかドレスで着飾る白猫が超イカしてます。 決めた!ル・カインの絵本、全部集める!
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原話は17世紀フランスのオーノワ夫人によるもの。お話しは、ちょうど『美女と野獣』の男女をひっくり返したような構造。ただし、こちらは野獣ならぬ可愛い白猫だが。時期的にも、ほぼ同時代だ(ちなみにペローも)。再話と絵はル・カイン。ここでは3人の王子たちが、それぞれ犬を、そして花嫁を求め...
原話は17世紀フランスのオーノワ夫人によるもの。お話しは、ちょうど『美女と野獣』の男女をひっくり返したような構造。ただし、こちらは野獣ならぬ可愛い白猫だが。時期的にも、ほぼ同時代だ(ちなみにペローも)。再話と絵はル・カイン。ここでは3人の王子たちが、それぞれ犬を、そして花嫁を求めるのだが、もちろん成功者は言わずと知れた3男だ。河合隼雄氏のいう「3の命数」そのもの。「3匹の子豚」しかり、「長靴をはいた猫」もそうだ。絵は他のものに比して、幾分イラスト風の軽いタッチ。残念ながら、ル・カインを堪能とはいかない。
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この絵本を見た女の子は皆「かわいいー」と声を上げるに違いない。それほどロマンティックで、繊細な絵柄である。 ル・カインには珍しく濃厚な色使いではなく、デッサンに淡く色を付けたように見え、一種の素朴ささえ感じるほど。この絵本では皮肉は影を潜め、ユーモラスなものが漂っている。
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