その時、殺しの手が動く の商品レビュー
平成に起きた殺人事件…
平成に起きた殺人事件9件のルポです。興味深く、一気に読みましたがやはり小説ではなく現代の日本で実際にあった事だと思い当たると非常に恐ろしく、不愉快な気分になります。しかし、同時に人間社会について深く考えさせられます。「強いネガティブな感情はついには具体的な対象物にむけて噴出される...
平成に起きた殺人事件9件のルポです。興味深く、一気に読みましたがやはり小説ではなく現代の日本で実際にあった事だと思い当たると非常に恐ろしく、不愉快な気分になります。しかし、同時に人間社会について深く考えさせられます。「強いネガティブな感情はついには具体的な対象物にむけて噴出される。それが家族なのか、隣人なのか、通りすがりの者なのかは誰にも分からない。」という一節が特に印象に残りました。巻末の中村うさぎさんの解説も名文です!
文庫OFF
巻末の中村うさぎさんの書いた解説が良かった。 氏の本を読んだことはないが、読んでみてもいいかなと思った。 本編はウィキペディアで見られるようなものなので普通。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
おなじみ新潮45シリーズ。平成13~14年の事件。知らないものばかりだった。特に未解決のAV女優とその彼氏というか、男友達というかが殺された事件。ネットでも調べてしまった。AV嬢というのは何かと事件に巻き込まれるそうだ。まぁ暴力団とか裏社会とつながってそうだもんな。でもたいてい女の人側は騙されてんだろうなぁ。かわいそうに。しかし、心中とも思われてちゃんと捜査されたんだろうか。隣人トラブルも怖い。やっぱ家なんか買っちゃだめだよな。
Posted by
宇都宮「散弾銃」の犯人の気持ちは良く分かる。 「虐待日記」は読むの辛かったなぁ…子供は好きじゃないけど虐待する親は大嫌い!!最低な人間や!!
Posted by
以前に読んだ『凶悪』のような事件ドキュメントの短編版。小ぶり感は否めない。一番読み応えがあったのは、中村うさぎによる解説。さすがである。
Posted by
さすがに4冊目になるとマヒしてくるな… AV女優「桃井望」変死事件は 直撃世代の思春期ボーイたちなら 記憶に新しい事件のはず。 面白かった順(エグかった順)に並べると 第四作 ↓ 第一作 ↓ 第二作 ↓ 第三作 かな。 背筋も凍るノンフィクショ...
さすがに4冊目になるとマヒしてくるな… AV女優「桃井望」変死事件は 直撃世代の思春期ボーイたちなら 記憶に新しい事件のはず。 面白かった順(エグかった順)に並べると 第四作 ↓ 第一作 ↓ 第二作 ↓ 第三作 かな。 背筋も凍るノンフィクション事件、 夏の夜長にぜひどうぞ。
Posted by
『殺人者はそこにいる』『殺ったのはおまえだ』に続く、 「現代の狂気を描く」ノンフィクション集シリーズ第三弾。 うぁぁ、また読んじゃった。 律儀に三冊目。 記憶に新しい事件ばかりで、ああ、あれかぁ、と思いながら。 でも、 一番ハッとさせられたのは“浪費女王”中村うさぎサンによる 巻...
『殺人者はそこにいる』『殺ったのはおまえだ』に続く、 「現代の狂気を描く」ノンフィクション集シリーズ第三弾。 うぁぁ、また読んじゃった。 律儀に三冊目。 記憶に新しい事件ばかりで、ああ、あれかぁ、と思いながら。 でも、 一番ハッとさせられたのは“浪費女王”中村うさぎサンによる 巻末の解説中の《家の汚さは内面の混沌と荒廃を表す》という 一言だった。 成程、それは頷ける気がするなぁ。 私自身、 過去に二度ほど精神的に相当追い詰められたヤバイ時期というのを 経験しているが、振り返ってみると、 いずれの期間も部屋の中はきちんと整頓され、すっきりしていた。 開けなきゃ分からない戸棚の中、なんていうのを除いて、 ですが(^_^;)。 思い返すと結構アブナイ思考状況だった筈なんだけど、 ちっとも散らかってなくて、 いつ他人が訪ねて来ても「どうぞ上がってそこ座って」 と言える状態をキープしていた。 と、いうことは、まだまだ余裕綽綽、 全然ガケップチなんぞじゃなかったという訳か。 ははぁん(笑)。 しかし、お蔭で現在も別の場所にて、 まったり安穏と暮らしているし、 室内はやっぱり一定のレベルを保って 真っ当な片付き加減ですばい。
Posted by
「新潮45」編集部による殺人事件のオムニバス。 前作「殺ったのはおまえだ」ほど有名な事件を集めていない。 しかし、事件には考えさせられるところが多い。
Posted by
「事実は小説より奇なり」シリーズ第三弾。女の事件簿。マスコミ報道の裏にある事件の真実に迫る。どれも痛ましくやるせない。このような犯罪に犯人たちを駆り立てるまでに、何かしらの救いが無かったことが悔やまれ、嘆かわしい•••。
Posted by
かつて新聞、テレビ、見聞した事件を文庫で振り返る。当時、気にはなっいたが、事件のその後に全く関心を払っていなかった事件を興味深く読んだ。
Posted by
- 1
- 2