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サプリメント小事典 の商品レビュー

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2024/04/11
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コンパクトにまとまったサプリメント事典。 ・酵素は経口摂取しても効果は期待できない。 ・好転反応(漢方薬が効く前の兆候)は、副作用との区別が困難なので、好転反応を宣伝文句にしているサプリメーカーには注意。 ・人の体を含めあらゆる物質は化学物質で構成されているので、天然成分か合成かは関係ない。 ・ベーシックサプリメントとは、マルチビタミン、マルチミネラル、カルシウムのこと。 ・ファイト(ギリシャ語で植物の意味)ケミカルとは植物由来の抗酸化栄養素の総称。 そして本書には、サプリメント個々の効果と安全性についてレーティングされています。特に効果は、二重盲検試験や臨床試験、メタ分析などにより有効性が検証されたもの。 その最高レートを獲得したサプリメントのみを以下紹介。 ・イチョウ葉エキス(アルツハイマー型痴呆を改善) ・エキナセア(風邪、インフルエンザの初期症状に効果的なハーブ) ・グルコサミン(関節軟骨の回復) ・コンドロイチン(グルコサミン同様) ・セントジョーンズワート(うつ病) ・ニンニク(コレステロール低下、高血圧症や動脈硬化予防、抗がん作用) ・ノコギリヤシ(前立腺肥大予防)  ・ビタミン類、ミネラル類 テレビ通販番組でお馴染みの名称ばかりです。 そして、今問題になっている紅麹。本書では、効果3(4点満点)、安全性2(同)となっており、中国では古来から用いられたコレステロール対策の定番サプリとなっています。長年使われていたものが急に問題になれば、まず疑うべきは別に併用したものがなかったのかどうか。もちろん、(コロナ)ワクチン接種との関連性も考慮すべきですが、厚労省はそんなことお構い無しで小林製薬をスケープゴートに。その結果がどうなるのか気になるところです。

Posted byブクログ