死刑囚 最後の晩餐 の商品レビュー
死刑制度についてのウンチクではなく、アメリカの州による様々な死刑囚の最後の晩餐が実例として綴られています。 日本とは違い、向こうの死刑囚には処刑前の食事をリクエストする権利が与えられています。 そこで見られる死刑囚たちの内面、嗜好。 又は人間として最後の食に何を望むのかが見...
死刑制度についてのウンチクではなく、アメリカの州による様々な死刑囚の最後の晩餐が実例として綴られています。 日本とは違い、向こうの死刑囚には処刑前の食事をリクエストする権利が与えられています。 そこで見られる死刑囚たちの内面、嗜好。 又は人間として最後の食に何を望むのかが見られます。 それらは犯罪を犯していない人間にとっても有益…いや、野次馬的な好奇心をもたらしませんか。 病人への医者の告知とは違い、もう本当に決められた時刻に死を迎える人々。 逃れられないこの世の終わりに、人は何を食べたがるのか。
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アメリカでは死刑囚は最後の晩餐に好きなものを食べれる。どんな死刑囚がどんな事件を起し、最後の晩餐、そして最後の時をどのように迎えたか書いてある本。 普通の人生を送るのに全く必要がない本、知識であるのは否めないけど、読み物としてはそれなりに楽しいので読んでみてもいいのではないかと思...
アメリカでは死刑囚は最後の晩餐に好きなものを食べれる。どんな死刑囚がどんな事件を起し、最後の晩餐、そして最後の時をどのように迎えたか書いてある本。 普通の人生を送るのに全く必要がない本、知識であるのは否めないけど、読み物としてはそれなりに楽しいので読んでみてもいいのではないかと思う。
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アメリカでは死刑の前夜に、死刑囚の好きなものを食べさせてくれるらしい。 私の最後の晩餐はパフェで決定。
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テーマとして非常に興味深く、つい読んでしまった…。アメリカの死刑囚は死刑執行の前に自分の好きな食事を取ることが許されている。そのメニューの例が羅列されている。テーマ自体はおもしろいので、もう少し掘り下げてみたらもっと興味深いものとなったのに。なんか中途半端なかんじがする。あまり感...
テーマとして非常に興味深く、つい読んでしまった…。アメリカの死刑囚は死刑執行の前に自分の好きな食事を取ることが許されている。そのメニューの例が羅列されている。テーマ自体はおもしろいので、もう少し掘り下げてみたらもっと興味深いものとなったのに。なんか中途半端なかんじがする。あまり感情を喚起するような書き方をするには微妙なテーマなので、難しいんだろうけど。でも中途半端に死刑囚に同情するような部分と批判する部分があったり、変に差別的な内容があったり。いずれにしろ、後味の良い読み物ではないけれども、普通人は「生きるため」に食事をするのに、彼らは「死ぬため」の食事として、最後に何を所望するのか。非常に不思議な気持ちになる。ハンバーガーやステーキ、ケンタッキーフライドチキンが多いのはわかるが、意外なのは、海老フライ。アメリカで海老フライなんか食べた記憶ないけどなー。ポピュラーな食べ物なのかしら。(2003 Jul)
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人は死ぬ間際に何を食べたがるのか。 アメリカでは死刑の前夜に、死刑囚の望むものを食べさせる州がある。 凶悪な犯罪者たちは、最後に何を食べるのか。 明日死刑になる死刑囚が、太るのを気にしてダイエットコーラを頼んでみたりと、異常な注文もあって興味深い。
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米国では犯罪の内容に関わらず、死刑囚が最後の食事のメニューを選ぶ事ができる。生きるためではなく、いわば「死ぬため」に食事をした人々のドキュメンタリー。 死刑囚の罪状と、当時の詳しい状況と最後の晩餐のメニューが淡々と綴られる。ファーストフード大国の米国だけに、囚人が所望するメニュー...
米国では犯罪の内容に関わらず、死刑囚が最後の食事のメニューを選ぶ事ができる。生きるためではなく、いわば「死ぬため」に食事をした人々のドキュメンタリー。 死刑囚の罪状と、当時の詳しい状況と最後の晩餐のメニューが淡々と綴られる。ファーストフード大国の米国だけに、囚人が所望するメニューもハンバーガー類が多い。 「最後の晩餐には何を選ぶ?」という質問。私なら餃子定食を所望。
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アメリカの司法制度では、死刑囚はあらかじめ刑の執行日を知らされ、執行日前日には自分の好きなメニューを注文ができる(州によって若干違うらしいが)。本書は様々な死刑囚たちがどんな最後の晩餐をとったかをまとめたノンフィクション。好きなものを腹いっぱい食べる者もあれば、全然食べない者、故...
アメリカの司法制度では、死刑囚はあらかじめ刑の執行日を知らされ、執行日前日には自分の好きなメニューを注文ができる(州によって若干違うらしいが)。本書は様々な死刑囚たちがどんな最後の晩餐をとったかをまとめたノンフィクション。好きなものを腹いっぱい食べる者もあれば、全然食べない者、故郷の味を求める者、と様々である。日本はある日突然死刑が執行されるので最後の晩餐はない。どちらがより人間らしい死を迎えるのか。そもそも死刑囚にそんなものを認めるべきなのか。考えさせられる。
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アメリカでは死刑囚は最後の晩餐を選ぶことが出来るそうだ……大食から小食、ご馳走からベジタリアンまで。まあ、アメリカンなファーストフードが多いといえば多いけれど。Amazonのレビューでのぞき見と表現されていたがまさにそんな感じ。死の寸前の食事に対してこのようなことを言ってはいけな...
アメリカでは死刑囚は最後の晩餐を選ぶことが出来るそうだ……大食から小食、ご馳走からベジタリアンまで。まあ、アメリカンなファーストフードが多いといえば多いけれど。Amazonのレビューでのぞき見と表現されていたがまさにそんな感じ。死の寸前の食事に対してこのようなことを言ってはいけないのかもしれないが。著者のユーモアがところどころで見えているので深刻になりすぎない。趣味が悪いと思われそうだけど、かなり面白い本である。へたれ系の食事イラストが内容の重さをかなり軽減している。
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