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プリズムの夏 の商品レビュー

3.2

20件のお客様レビュー

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2009/11/24

<内容>海辺の町。高校生のぼく・植野と親友の話題は、寂れた映画館の美しく無愛想な受付嬢・松下菜那のことだった。憧れと現実、情熱と挫折、そして…。瑞々しい季節を描く、第15回小説すばる新人賞受賞作。

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2009/11/07

ががっと読めるのだけれど、現実味があんまりなくてちょっとうすっぺらい。今井君の考え方はとても少年らしい大人びたものでわりと好き。けれど何がどうプリズムで夏なのかがよく分からないままに終わってしまった。精神性疾患と青春と恋愛の話。 2009/10/3

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2009/10/08

ナツイチで毎年紹介されているのが気になって読みました。 すらすら読めた。 初めて書いた小説にしては完成度が高いとは思う。 けれど面白かったかどうかを聞かれると別の話?

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2009/10/04

「あなたの石」「空をつかむまで」を読んで、もうメロメロの俺。 2冊読んで思った、 「青春+α」 石、トライアスロン、夏の大三角何かしら情報をいれてくる! 青春ばっちこーい! すばる新人賞受賞作。 「プリズム」ってとこがもう、俺の心をくすぐりまくりだ!

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2010/05/18

インターネットのある日記を書いている人が自分達のあこがれている人ではないかと考える。 日記の主の正体を探ること。 そして、その現実を受け止めること。 「本当のことは悲しみに属する」「あきらめが欲しい」 高校生がこんな想いをするなんて、なんだか辛い。 日記の主の正体を探るまでの過...

インターネットのある日記を書いている人が自分達のあこがれている人ではないかと考える。 日記の主の正体を探ること。 そして、その現実を受け止めること。 「本当のことは悲しみに属する」「あきらめが欲しい」 高校生がこんな想いをするなんて、なんだか辛い。 日記の主の正体を探るまでの過程が丁寧で長く書かれていただけに、最後の事件後のあっけない終わりが残念すぎる。

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2009/10/04

「ぼく」は水戸市の高校生で、琴が得意の同級生・今井とつるんでいる。しょっちゅう通っている映画館、水戸映劇の受付嬢・松下菜那にあこがれている。ある日ネットで「アンアンのやめてゆく日記」を発見し、それが彼女のものではないかとつきつめてゆく。 関口尚さんの作品はなんとなく影のある女性...

「ぼく」は水戸市の高校生で、琴が得意の同級生・今井とつるんでいる。しょっちゅう通っている映画館、水戸映劇の受付嬢・松下菜那にあこがれている。ある日ネットで「アンアンのやめてゆく日記」を発見し、それが彼女のものではないかとつきつめてゆく。 関口尚さんの作品はなんとなく影のある女性と、とことんまで優しい正義の味方の男の子が登場する。このおはなしもそうで、彼のいちずさと彼女の勝手さにいらいらしながら読むことに・・。DVあり、自傷癖あり、とたくさんの要素を含んでいますが、やっぱり劇画チックかなぁ。「すばる新人賞」受賞作品です。

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2009/10/07

ウーン。。以前読んだものが面白かったので借りてみたのですが・・・。初めて書き上げた長編小説らしいので次に読む作品に期待しておきます。

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2023/07/23

『プリズム』ってなんだろう・・・って調べてみたら、 【ガラスや水晶の透明な三角柱体。光を屈折・分散させる。】 (デイリーコンサイス国語辞典。携帯についてる辞書です) と、ありました。 なるほど、三角柱は、植野君と今井君と松下菜那の3人なんだなぁ・・・。 それを踏まえて読むと・・・...

『プリズム』ってなんだろう・・・って調べてみたら、 【ガラスや水晶の透明な三角柱体。光を屈折・分散させる。】 (デイリーコンサイス国語辞典。携帯についてる辞書です) と、ありました。 なるほど、三角柱は、植野君と今井君と松下菜那の3人なんだなぁ・・・。 それを踏まえて読むと・・・なんか、かなり青春小説って感じがするわぁ。

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2009/10/07

海辺の町。高校生のぼく・植野と親友の話題は、寂れた映画館の美しく無愛想な受付嬢・松下菜那のことだった。憧れと現実、情熱と挫折、そして…。瑞々しい季節を描く、第15回小説すばる新人賞受賞作。

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2009/10/04

高校生の青々さがいいです。でも、最後の最後、もう少し主人公が一度は分かれた彼女に手紙をわたすところをゆっくりと書いて欲しいなあ。

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