物語のおやつ の商品レビュー
『ぐりとぐら』の巨大かすてらから始まって,『赤毛のアン』のいちご水,『大どろぼうホッシェンプロッツ』のプラムケーキなど,幼い頃おおいに憧れた「物語のおやつ」たちのレシピや,それらにまつわるエッセイ。 想像していたものよりおいしそうなものもあれば,ちょっとがっかり,というものまで...
『ぐりとぐら』の巨大かすてらから始まって,『赤毛のアン』のいちご水,『大どろぼうホッシェンプロッツ』のプラムケーキなど,幼い頃おおいに憧れた「物語のおやつ」たちのレシピや,それらにまつわるエッセイ。 想像していたものよりおいしそうなものもあれば,ちょっとがっかり,というものまで様々。
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これはあの「赤毛のアン」シリーズ完訳で有名な松本侑子さんの本です。 私のように小さい頃からたくさんの本を読んで育った人には本当に嬉しいくらい、懐かしい世界中の名作と、そこに登場するお菓子。 そして、児童文学を研究されている方にはその他社会的、歴史的…実に様々な視点からその作品を解...
これはあの「赤毛のアン」シリーズ完訳で有名な松本侑子さんの本です。 私のように小さい頃からたくさんの本を読んで育った人には本当に嬉しいくらい、懐かしい世界中の名作と、そこに登場するお菓子。 そして、児童文学を研究されている方にはその他社会的、歴史的…実に様々な視点からその作品を解説してくれています。 この本を読んでみたら絶対に昔懐かしいあの作品がもう一度読みたくなるはず。そして、読み終えたらあなたもあの登場人物のように美味しいお菓子の虜になっていることでしょう。 ここに登場するお菓子はどれも、その国では昔から伝統的に受け継がれている、懐かしい母さんの味ばっかり。きっと数々の名作を書いて来た作家さんたちもそういう家庭に育ってきたのでしょうね。 私としては卒論に選んだ「DADDY-LONG-LEGS」が載っているのが嬉しかったです。当時どこを探しても参考文献を見つけることが難しく、なぜかわが校では私の卒論が参考文献になっているそうなので…(本当に役立っているのでしょうか…適当な事ばっかり書いていて…在校生のみなさま、ごめんなさい)。
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おなじみの「ぐりとぐら」のかすてらから、「スプーンおばさん」のワッフルetc. レシピとエッセイとで物語の奥行きがさらに深まる。
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物語の中の食べ物って、どうしてあんなにおいしそうなんでしょう。 誰でも一度は経験があるのではないかという、物語の中のおやつへの憧れ。 そんなものが、ぎゅっとこの一冊に詰め込まれた感じの素敵な本です。 お馴染み「ぐりとぐら」のかすてら(!)、「赤毛のアン」の木苺水、 「あしながおじ...
物語の中の食べ物って、どうしてあんなにおいしそうなんでしょう。 誰でも一度は経験があるのではないかという、物語の中のおやつへの憧れ。 そんなものが、ぎゅっとこの一冊に詰め込まれた感じの素敵な本です。 お馴染み「ぐりとぐら」のかすてら(!)、「赤毛のアン」の木苺水、 「あしながおじさん」のレモンゼリー、「小公女」のぶどうパン、などなど。 様々な物語の中のおやつのレシピ(だけでなく)、写真や、 物語の背景や食文化、時代などについても書かれたエッセイもあり、 単に「おやつを作って、はい終わり」ではなく、それぞれの物語について、 もっと深く知ることが出来るという内容になっていて、とても興味深いです。 目的がたとえおやつを作ることでなくても、十分に楽しめる本だと思いますよ。
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「ぐりとぐら」のかすてらや「鏡の国のアリス」のパンプディングなど、作り方と作者がそれらを読んだ感想が書かれている。おいしそうだし、子供の頃読んだ本をもう一度読み直してみたくなる。
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ちいさな頃に読んだ絵本に出てきた美味しそうなお菓子、そのページだけ何度も開いた記憶があります。そんなお菓子のレシピが書かれた本です。(『ぐりとぐら』のカステラや『鏡の国のアリス』のバターつきパンのプディング、『あしながおじさん』のレモンゼリーなど)
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少女時代に大好きだった物語の中に出てくるお菓子って、本当においしそうでした。 前半のレシピは本当に物語の再現みたい。自分で作らない人も後半のエッセイになつかしい気持ちになります。
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