常識として知っておきたいビジネス数字 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
コンセプトはとても良いです。ただし実際に例で挙げている項目や数値のラインナップは微妙です。 以下だけ見れば、本書から得られる学びの大部分をカバーできます。 --- ビジネスの現場では「常識として知っているべき数字」を一つ言えないだけで、相手の信頼を得られなくなってしまうことは少なくない。 とはいっても、細かい数字を覚える必要はない。大雑把に捉えておけば十分だ。「頭の一桁の数字」と「桁数」だけ正確に掴んでおけばいいだろう。 ビジネスというのは比較感で成り立っている世界だ。お客さんは、ある商品を買おうとするときに、他の類似商品と比較して「どちらの品質が良いか」「どちらが割安か」というような理由で決めている。 つまり、相対的な要因がビジネスの成否を決めているということだ。 ビジネスに「絶対」はない。ビジネスは。相対的に優位な方が勝つ世界だ。それゆえに数字が一層重要になってくる。数字ほど、説得力を持って、相手に自社の優位性を説明できる手段はないからだ。 ビジネスパーソンなら、少なくとも自社の数字と、ライバル会社のだいたいの数字は、頭の中に叩き込んでおかなければならない。 もう1つ頭に叩き込んでおかなければならないのは、マーケットなどの全体像の数字だ。人口、経済規模、市場規模など、いくつかの数字は確実に覚えておくべきだ。 ベースとなる数字をいくつも知っていると、相対感覚が身につき、視野が広がって、全体の中での自分のビジネスの位置づけを捉えられるようになる。
Posted by
ドリームインキュベータ率いる堀紘一が中心に作った本。 平成15年初版発行のため、 ここに出てくる「数字」は新鮮味に欠ける。 けれども。 常識として知っておきたい数字、に対する視点・注意力 が学べる。 就活始めた時も、今でも分からない数字は多い。 まずはこれを読んで学び、 日...
ドリームインキュベータ率いる堀紘一が中心に作った本。 平成15年初版発行のため、 ここに出てくる「数字」は新鮮味に欠ける。 けれども。 常識として知っておきたい数字、に対する視点・注意力 が学べる。 就活始めた時も、今でも分からない数字は多い。 まずはこれを読んで学び、 日本経済新聞や日経ビジネスで感性を磨いていく。 定性的に話すのではなく、 定量的に論理的に議論して、 ビジネスに関わっていきたい。 数字は、その基本中の基本。
Posted by
- 1