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バランス・スコアカード導入ハンドブック の商品レビュー

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2013/10/28

バランススコアカード導入について、概念的なものから具体的な方法論について。 バランススコアカードという視点で書かれているが、実際はそれ以外の目標設定や管理など何を行うにしても企業にとっては当たり前に必要な視点。 そんなに目新しいことはなかったが、自分の認識が合っていることを再確認...

バランススコアカード導入について、概念的なものから具体的な方法論について。 バランススコアカードという視点で書かれているが、実際はそれ以外の目標設定や管理など何を行うにしても企業にとっては当たり前に必要な視点。 そんなに目新しいことはなかったが、自分の認識が合っていることを再確認はできた。 【目標管理設定】 ミッション  →ビジョンゴール=バリュー・行動規範   →市場差別化要因&戦略=組織目標    →重点方針=方針目標     →行動計画=プロセス評価基準

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2013/03/12

基礎復習。CRMと同様に現場の不満が多い手法だけど、考え方や失敗ケースの話は勉強になる。複数要因の仮説の組合せ設計論。KPI間の相関値を使う検証法は面白い。

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2012/12/19

1つの事業を成長させていくための フレームワークにバランス・スコアカード というものがあります。 バランス・スコアカードは 戦略マップとスコアカードで構成されています。 戦略マップで、事業の方向性を分かりやすく表し スコアカードで戦略の計画と実行を管理します。 短期的な視点だ...

1つの事業を成長させていくための フレームワークにバランス・スコアカード というものがあります。 バランス・スコアカードは 戦略マップとスコアカードで構成されています。 戦略マップで、事業の方向性を分かりやすく表し スコアカードで戦略の計画と実行を管理します。 短期的な視点だけではなく、 継続的に事業を成長させていくために 必要な概念がバランス良く構成されています。 本日ご紹介する本は、 バランス・スコアカードを導入するにあたって 参考になる実践的な内容が書かれた1冊。 ポイントは 「仮説と検証」 これからの事業の方向性を考える場合 戦略はあくまでも仮説であり、 実際はやってみないとわからない場合がほとんどです。 戦略と計画、実行は、まず実践して、 結果をみて、再度考え直すという 繰り返しが必要です。 バランス・スコアカードの実施手順は 1)財務、顧客、業務、人材の4つの視点で事業の戦略を決める 2)各戦略の重要成功要因を決める 3)戦略の実施レベルを評価できる業績評価指標を決める 4)定期的に業績評価指標を数値で評価し、フィードバックする ポイントは 4つの視点でバランスの良い戦略が構築でき、 業績評価指標で数値管理ができることです。 しかしながら、業績評価指標は 戦略のテーマによっては なかなかピッタリくるものが無い場合があります。 たとえば、 顧客獲得という要因に対して ”月10件の顧客訪問”などは 分かりやすい数値指標ですが、 技術力アップという要因だった場合 どのような数値指標にすればいいのかわかりません。 本書では、末巻に400種類の 業績評価指標の例も掲載されており かなり参考になります。 ぜひ、読んでみてください。 ◆本から得た気づき◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 重要なことは、財務的指標がビジョン・戦略を実行する結果と結びついていなければならない点 BSCを構築する作業は、経営全般を見直すこと 従業員が考えをめぐらせ、メンバーと共有化できる環境を整えることが、イノベーションを育む 事業戦略=市場で勝ち残るための重要成功要因と市場差別化要因を明らかにすること バランス・スコアカード=仮説検証のマネジメント手法であり、戦略マップも「仮説」に過ぎない 業績評価指標(KPI)=何によって個々の戦略テーマの進捗状況を測るべきか BSCを定着させるには、その効果を上げるための情報システムを利用することが不可欠 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次◆ 第1章 バランス・スコアカード概説 第2章 バランス・スコアカードの成功と失敗 第3章 ミッションマネジメントによる市場差別化要因/戦略立案と方針展開 第4章 バランス・スコアカードの導入方法 第5章 バランス・スコアカードの情報システム 付録 KPIライブラリー:400の業績評価指標の適用説明 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆マインドマップ◆ http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/37614ca06a591b17.png  

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2011/08/20

 バランストスコアカードを、戦略立案、スコアカードの導入、情報システムの視点から説明されたガイドブック。付録には、KPI(Key Performance Indicator、業績評価指標)ライブラリーとして400個の指標が掲載されている。その他にも、ワークシートのひな形も掲載され...

 バランストスコアカードを、戦略立案、スコアカードの導入、情報システムの視点から説明されたガイドブック。付録には、KPI(Key Performance Indicator、業績評価指標)ライブラリーとして400個の指標が掲載されている。その他にも、ワークシートのひな形も掲載されている。全部を通して読んでみて、実践的な本だと感じた。  まず、ベリングポイントのコンサルティングで実施されている経営戦略の策定方法「ミッションマネジメント」について解説されている。そこで、経営戦略を明確に整理した上で、KSF(Key Success Factor、重要成功要因)を抽出、重要プロセスのドリルダウンと課題の明確化を行い。それぞれの依存関係を整理、KPIを設定してバランストスコアカードにする。それから、情報システムを活用して、バランストスコアカードを運用する。そして、バランストスコアカードは運用を進めながら、軌道修正をしていく。この流れが順序立てて説明されており、スムーズに理解することができた。バランストスコアカードを実践するためには、とても参考になる本だと思う。  この本を読んでいて印象的だった記述がある。バランストスコアカードの全社展開の段階で、その企業の戦略経営体系が見えてくる。その段階でおかしければ戦略テーマなり指標なりを修正していくことになり、指標に間違いがない場合は戦略そのものが間違えていたと言うことになる。つまり、従業員が指標を達成し、さらに指標にも問題が無かった場合は、経営戦略に誤りがあった。経営者の戦略が間違えていたと言うことになる。バランストスコアカードの運用によって、経営者が自戒できるようになれば、企業として良い状態になるのではないかなと感じた。

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2009/10/04

学者とコンサル会社の共著というだけあって非常に実践的な 内容。 さまざまなワークシート、導入を支援するパッケージソフト、 KPIの例、などが実践に活かせる内容が多数盛り込まれて おり、非常に参考になった。 ただし、BSCのアウトプットとなる実際のスコアカード があまり具体的で...

学者とコンサル会社の共著というだけあって非常に実践的な 内容。 さまざまなワークシート、導入を支援するパッケージソフト、 KPIの例、などが実践に活かせる内容が多数盛り込まれて おり、非常に参考になった。 ただし、BSCのアウトプットとなる実際のスコアカード があまり具体的でなかった点が残念。 コンサル会社の重要なノウハウなので、あえて掲載しな かったのだろうか?

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2009/10/04

結構読み応えがありました。 経営戦略の策定から流れて BSCを策定するまでの流れが あってよい。 付録のKPIライブラリーだけでも価値あり。

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