鉤爪プレイバック の商品レビュー

エリック・ガルシア(著者),酒井昭伸(訳者)

2012/04/16

　鉤爪シリーズ第二弾。今回は名実ともに"ワトソン&ルビオ探偵事務所"だった頃のお話。アーニーは健在でルビオもハーブ中毒ではない。
　アーニーの元妻から"弟がどうやらカルト宗教にハマってしまったらしく、そいつを連れ戻して正気にしてほしい"という依頼を受けた二人はカルト宗教である"祖竜教会"へと潜入するがーー。

　前作に負けず劣らず"恐竜"であることを生かしているところが評価できる。扮装ギミックに臭いによる個体識別、祖竜回帰信仰……。ああ！恐竜バンザイ！
　今回はどちらかと言えばアクション物であるが読んでて面白い良い娯楽SFであることには違いない。前作を読んだ人にはすんなり受け入れられて楽しめるだろう。

2009/10/07

おれの名前はヴィンセント・ルビオ。ロサンジェルスを根城に、探偵事務所をやっている。苦楽をともにしてきた相棒のアーニーは、男も惚れる恐竜のなかの恐竜で―おっと、実はおれたちゃ人間じゃない。恐竜だ。長い長い間、おれたちは人間に気付かれないよう、人間にまぎれて暮らしてきた。そんな恐竜社会をおびやかすカルト集団「祖竜教会」の謎を暴くのが今回の依頼だ。やっかい極まりないが、相棒アーンの元妻からの頼みとあってはむげにもできまい…。世界中で熱狂の渦を巻き起こした恐竜ハードボイルド第2弾。

2009/10/04

おれの名前はヴィンセント・ルビオ。ロサンジェルスを根城に、探偵
事務所をやっている。苦楽をともにしてきた相棒のアーニーは、男も
惚れる恐竜のなかの恐竜で―おっと、実はおれたちゃ人間じゃない。
恐竜だ。長い長い間、おれたちは人間に気付かれないよう、人間に
まぎれて暮らしてきた。そんな恐竜社会をおびやかすカルト集団
「祖竜教会」の謎を暴くのが今回の依頼だ。やっかい極まりないが、
相棒アーンの元妻からの頼みとあってはむげにもできまい…。
世界中で熱狂の渦を巻き起こした恐竜ハードボイルド第2弾。

2009/10/04

『またまたウワサの恐竜ハードボイルド！尾羽打ち枯らした私立探偵ルビオにも輝く黄金時代があった……。2003年版「このミス」第七位の続編！
おれの名前はヴィンセント・ルビオ。ロサンジェルスを根城に、探偵事務所をやっている。苦楽をともにしてきた相棒のアーニーは、男も惚れる恐竜のなかの恐竜でおっと、実はおれたちゃ人間じゃない。恐竜だ。長い長い間、おれたちは人間に気付かれないよう、人間にまぎれて暮らしてきた。そんな恐竜社会をおびやかすカルト集団（祖竜教会）の謎を暴くのが今回の依頼だ。やっかい極まりないが、相棒アーンの元妻からの頼みとあってむげにできない・・・・・。世界中で熱狂の渦を巻き起こした恐竜ハードボイルド第2弾』・・・・そんな！続いた！続編だ！奇天烈な設定を尻目に、展開はものすごいハードボイルド。馬鹿にできないおもしろさ。

2009/10/04

鉤爪を持つ探偵(実は恐竜)、ヴィンセントが主人公のハードボイルド第二弾。時系列では全作よりも前のものとなる。
カルト教団の謎を相棒アーニーと共に探る。個人的には恐竜のドラッグクイーン達の登場が面白かった。そうだよなぁ、皮を被っているんだから性別を変えて生きるのも容易だよな、なんて思ってしまったり。前作に引き続き楽しんで読めた。