愛の年代記 の商品レビュー
2022年7月23日 塩野七生さんの本をいつかは読んでみようと思ってた。 大作はお手上げで、 この本は面白い。 中世の私欲と淫欲、贅沢、残酷さ、階級、しがらみ等が全部身近にあって気が抜けない。 読んで良かった。
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『女教皇ヨハンナ』を読んで関連本を探していて手に取った。 昔のイタリアの色恋にまつわる短編集。 出典が明記されており、伝わっている話を脚色したという感じ。 塩野七生さんは初めて読んだのだけど イタリアの情景がいきいき描かれていておもしろかった。 女は強い! タイトルがちょっと...
『女教皇ヨハンナ』を読んで関連本を探していて手に取った。 昔のイタリアの色恋にまつわる短編集。 出典が明記されており、伝わっている話を脚色したという感じ。 塩野七生さんは初めて読んだのだけど イタリアの情景がいきいき描かれていておもしろかった。 女は強い! タイトルがちょっと気恥ずかしい・・・ (収録) 大公妃ビアンカ・カペッロの回想録/ ジュリア・デリ・アルビツィの話/ エメラルド色の海/パリシーナ侯爵夫人の恋/ ドン・ジュリオの悲劇/パンドルフォの冒険/ フィリッポ伯の復讐/ヴェネツィアの女/女法王ジョヴァンナ
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面白い…。 短い話がいくつも入っているし、 まわりくどくないので、 内容が「愛」じゃなければ 子供のために、寝る前に読んであげる本っぽい。 イタリアのこの時代、すごいんですね~。 どれだけ情熱の血が流れていらっしゃるのやら…。
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塩野さんの本を初めて手に取ってみました。 図書館にたまたまあったので。簡単そうなのからと思ってみたけど 歴史は苦手だしなー、と思って、返却期限が過ぎる…ところでやっと!読んだのだけど、なんとまぁ面白すぎてあっという間に読んでしまった。 中世からルネッサンスにかけての女性は、権利も...
塩野さんの本を初めて手に取ってみました。 図書館にたまたまあったので。簡単そうなのからと思ってみたけど 歴史は苦手だしなー、と思って、返却期限が過ぎる…ところでやっと!読んだのだけど、なんとまぁ面白すぎてあっという間に読んでしまった。 中世からルネッサンスにかけての女性は、権利も何もあったもんじゃないなぁ。 好きな章は、エメラルド色の海。女法王ジョヴァンナ。 忍耐強い女性が好きだなぁー。
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欲望・権謀の渦巻くイタリアの中世末期からルネサンスにかけて、《恋の歓び、哀しみ、憤り》など、さまざまな愛のかたちを抽出する。『大公妃ビアンカ・カペッロの回想録』『ドン・ジュリオの悲劇』など、胸ときめく恋の物語9編を収録。
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こんなに読みながら泣いた本は無かった。イタリアでは主に喜劇扱いになってるジュリア・デリ・アルビツィの物語等は、これはまさに悲劇という以外の何者でもないだろう。
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