面影小町伝 の商品レビュー
米村圭伍の大江戸三部作完結編。 退屈姫君シリーズとは違って、シリアスな場面が多かったかな?と思います。 笠森お仙と柳屋お藤、倉地政之助、鈴木春信など、実在した人物にこんな話が隠されてたら面白いなぁと思いました。 笠森お仙のお墓参りに行ってみたいな。
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史実通り、あの笠森お仙と倉地さんが結婚!? お仙が~!!と退屈姫君伝を読んでいたら悲しくなるのです。 大人になったお仙が辛い運命に翻弄されるお話でした。 『風流冷飯伝』から始まる三部作。 続けて読めば天狗が小町に変わる驚きに出会えます(笑
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退屈姫君の登場人物、くの一の少女がお年頃になってナントカ小町と呼ばれるような美人になって。でも前2作のコミカル路線から一転、シリアスな伝奇物に。軽妙洒脱、肩が凝らない、ではないけど、これはこれで読み応えあり。小町の後、男になってしまうお仙ちゃんのその後が知りたい。
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三部作三冊目。 前々作「風流冷飯伝」前作「退屈姫君伝」の面白おかしい歴史コメディから一変し、重苦しい内容に。 主人公は前作に登場したくの一お仙。 出生の秘密にも迫り、前二作とは異色の内容。 前作までの軽妙さを求めるならハズレと言わざるを得ないが、求めず作品として読むなら面白い。
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「退屈姫君伝」「風流冷飯伝」と共に3部作となる作品。しかし、他の2作がかなり面白おかしく、そしてハッピーエンドなのにもかかわらず、ゆるやかにそれぞれの登場人物が重なっているにもかかわらず、この作品だけが、読後感がとても重く、何故こんなことになったんだろう?とびっくりする作品になっ...
「退屈姫君伝」「風流冷飯伝」と共に3部作となる作品。しかし、他の2作がかなり面白おかしく、そしてハッピーエンドなのにもかかわらず、ゆるやかにそれぞれの登場人物が重なっているにもかかわらず、この作品だけが、読後感がとても重く、何故こんなことになったんだろう?とびっくりする作品になっている。かなり怪奇物入ってます。【2007年3月17日読了】
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この前作、前々作がとてもおもしろかったので買い。地に足ついた娯楽時代ものと思いきや、意外なところでそうでもなく。前作、前々作と読んでからこれを読むと感慨深い。
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冷飯、退屈につづく三部作完結編だそうだ。それにしても前二作と比べて軽妙さが減ってる。しかも内容が重い。これってもう続きないの? お仙が実在の人物だと初めて知った。
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あ〜あ,ここで斯様な展開を見せちゃうと後が詰まるし,読者を失っちゃうよなあ。この後で路線を戻したけど,基本的には第3作になる。
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