利家とまつ(上) の商品レビュー
大河ドラマに選ばれた…
大河ドラマに選ばれただけあって、大変読みごたえのある本でした。おもしろいです。おすすめです。
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2002年の大河ドラ…
2002年の大河ドラマの原作にもなった作品。秀吉の古くからの友人として、また加賀百万石の祖として波乱の生涯を送った利家と、夫を支えた妻まつの生涯。
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大河ドラマの原作。秀…
大河ドラマの原作。秀吉の世ではナンバー2となった利家の織田家での生き方とは。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前田利家と妻のまつの物語である。前田といえば漫画「花の慶次」でお馴染み、前田慶次郎が有名であるが、実はその叔父である利家が元祖歌舞伎者であり、織田信長の家信として、三又の槍を駆使して戦場で大活躍し、豊臣秀吉の盟友として、猿、犬と呼び合う仲であり、太閤にまで成り上がっていった大人物という事を初めて知った。その陰には、常にまつという妻の存在があり、短気ですぐにげんこつをする利家が、まつの前では正座をし、素直に説教を聞いていたという。本当に家族のこと、妻のことを大事にしており、素敵だなと感じた。 自分も、これまでも妻についていろいろと考えることがあったが、入院し、いろいろと世話を焼いてくれる妻には感謝しか感じない。今まで家族に対して自分の態度ははっきり言って悪かったと思う。これからは、家族のことを一番に考え、妻と子を大事にして、さらに2人の親のことも一番に考えて生きていこうと思った。
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面白い! のだけれど、あまり重みはない本かな。 やっぱり脚本家の書いた本という感じ。 何だかTVドラマを見ている感じ。映画ではなく。 でもそれを置いても、エンターテインメントとして面白いし、 「まつ」の生き方はとても勉強になる。
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何度読んでも、飽きない小説。風邪をひいて家でゴロゴロしていたので、約一冊を一日で読む。 前田利家も家族や「家」が出来て、若い頃のようにやんちゃをすることもママならず、家来のようだった奴に追い越され。。。 自分を曲げる事の嫌いな利家も、ヤな事を呑み込んだり、ヤな事に手を染めて守...
何度読んでも、飽きない小説。風邪をひいて家でゴロゴロしていたので、約一冊を一日で読む。 前田利家も家族や「家」が出来て、若い頃のようにやんちゃをすることもママならず、家来のようだった奴に追い越され。。。 自分を曲げる事の嫌いな利家も、ヤな事を呑み込んだり、ヤな事に手を染めて守るべきものを守った。
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幼子のまつが利家の文をみて「きれい」と頬を染めるシーンが珠玉。まつは夫の立身出世には欠片も興味がない。ただただまつは利家がすきなだけ、っていう恋愛小説です。
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