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日本はどこへ行くのか の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2018/10/10
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※このレビューにはネタバレを含みます

この巻では、同シリーズの最終巻で七名の著名人でこれまでの日本史とこれからの日本史を結びながら解説しています。

Posted byブクログ

2013/08/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

網野氏の00巻「日本とは何か」から始まる全26巻の最終。7人の理論的著作からなる中身の濃い本です。ちょっと難易度が高すぎてわかりづらい内容が多かった中で、日本の国境画定が難しい問題であるとの「マイノリティと国民国家の未来」(テッサ・モーリス=スズキ)、「沖縄からの視点」(比屋根照夫)、「<歴史>とアイヌ」(岩崎奈緒子)、「象徴天皇制の未来」(タカシ・フジタニ)らの論文は日本とは何かということを改めて「ラジカル」に問う深いものでした。

Posted byブクログ

2009/10/04

日本の歴史(25) 日本はどこへ行くのか ISBN:9784062689250 ・グラック,キャロル(Gluck,Carol) ・姜尚中(カンサンジュン) ・モ−リス=スズキ,テッサ(Morris‐Suzuki,Tessa) ・比屋根照夫 ・岩崎奈緒子 ・フジタニ,タカシ ・ハル...

日本の歴史(25) 日本はどこへ行くのか ISBN:9784062689250 ・グラック,キャロル(Gluck,Carol) ・姜尚中(カンサンジュン) ・モ−リス=スズキ,テッサ(Morris‐Suzuki,Tessa) ・比屋根照夫 ・岩崎奈緒子 ・フジタニ,タカシ ・ハルトゥ−ニアン,ハリ−(著) 講談社 2003/01/10出版 378p 19cm(B6) ◆要旨 (「BOOK」デ−タベ−スより) 世界から、周縁から見直した、近代日本の形成と問題点とは?資本主義的発展の不均衡の中で、同一性を求めて呼び寄せた永遠なる「日本」。アイヌや沖縄、朝鮮の人々を巻き込んだ「日本」国家の拡張。国際時代の中の象徴天皇制とは何か。境界を超えた視点から「日本」のゆくえを問う。 -------------------------------------------------------------------------------- ◆目次 (「BOOK」デ−タベ−スより) 第1章 二十世紀の語り 第2章 日本のアジア観の転換に向けて 第3章 マイノリティと国民国家の未来 第4章 「混成的国家」への道-近代沖縄からの視点 第5章 “歴史”とアイヌ 第6章 象徴天皇制の未来について 第7章 国民の物語/亡霊の出現-近代日本における国民的主体の形成

Posted byブクログ