雪の森のリサベット の商品レビュー
現代で、もし、こんなことがあったら、新聞沙汰! ・・・というお話が、何事もなく描かれる、古き良き時代の絵本。 イロン・ヴィークランドの絵が、息を呑むほど、美しい。 (エストニアから14歳で亡命した画家さんだそうな、どこかそんな香りが♫)
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マディケンとリサベットシリーズは、私の中ではピッピシリーズより上にくるのだが、その理由は内容もさることながら、ヴィークランドの絵にもあると思う。(ピッピはどの絵もしっくりこない) これはヴィークランドの絵の美しさが堪能できる本。 スウェーデンの雪の森、暖かい台所、小さな子供部屋。...
マディケンとリサベットシリーズは、私の中ではピッピシリーズより上にくるのだが、その理由は内容もさることながら、ヴィークランドの絵にもあると思う。(ピッピはどの絵もしっくりこない) これはヴィークランドの絵の美しさが堪能できる本。 スウェーデンの雪の森、暖かい台所、小さな子供部屋。そして、なにより子どもの愛らしいこと。リサベットの勝ち気で大胆だけど怖がりで、人懐っこい様子が、文章からも絵からも伝わる。 見ているだけで幸せになる本。
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〈六月が丘〉に初雪がどっさり積もった日曜日、5歳のリサベットはおねえちゃんのマディケンと大はしゃぎ。 でもマディケンはそのせいで翌日には熱をだしてしまい、リサベットはお手伝いさんとふたりで町へクリスマスプレゼントを買いに出掛けます。 お手伝いさんが買い物を終えるのを待つ間に、リサ...
〈六月が丘〉に初雪がどっさり積もった日曜日、5歳のリサベットはおねえちゃんのマディケンと大はしゃぎ。 でもマディケンはそのせいで翌日には熱をだしてしまい、リサベットはお手伝いさんとふたりで町へクリスマスプレゼントを買いに出掛けます。 お手伝いさんが買い物を終えるのを待つ間に、リサベットは薪売りのおじさんのそりの後ろに乗り込んでしまいますが、お酒を飲んで酔っ払っているおじさんのそりはどんどん進み、森の中までやってくると、そこでリサベットを降ろしていってしまいます。 家から遠く離れた森の雪道でひとりぼっちのリサベット。 暗くなっても帰らない妹が心配でたまらないマディケン。 どうしたらいいの……? 「長くつ下のピッピ」「ロッタちゃん」シリーズなどで著名な『子どもの本の女王』リンドグレーンが描く、小さな姉妹の物語。
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クリスマス前のワクワクした気持ちが伝わってくる、本の中の歌がいい! 「いかなる時も 神にまもられ なやみくるしみに であうとも ものみな 神の み手にやすらえば 子どものように おそれることなし」
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