星新一ショートショートセレクション(12) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
どの話も5ページ程度のショートショートですが、どの作品もさすがのクオリティ!!主に本作は近未来モノや文明の進んだ宇宙人モノが多かったかな?? どれも面白かったですが、個人的には「あすは休日」「あわれな星」「やっかいな装置」「あるノイローゼ」「特許の品」「あるエリートたち」あたりが面白かったです☆以下は、「あすは休日」でのお気に入りの一文。 -------------- p46 まあ、そんな難しい理屈はどうでもいい。最大の効果は、休日が楽しくなる点だ。休日、なんと楽しい響きではないか。人生にちらばる、美しい星々か珠玉のようだ。輝きにみち、充実し、のんびりと自由で、どこか物足りなく、ほろにがさもあり、夕刻になるとちょっぴり悲哀もある。こんな人間的な感覚がほかにあろうか。人生とは、休日で織りなされるべきものなのだ。
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ショート・ショート。 皮肉な結末の作品が多く、流石に面白い。 「ぼろ家の住人」「滞貨一掃」「助言」が好き。 読んだことがある作品もあるかもだけど、覚えてない。
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星新一のショート・ショートには大外れがない。 本作のどれもサクッと読めるけど、読み終わった後に「物語を読んだ」という満足感はある。
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いろいろなお話があって、その中でも、サンタクロースなのに、今年はドロボウとしてお金をおどしてとるというお話がおすすめです。
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お気に入りは「ぼろ家の住人」、「打ち出の小槌 」、「夕ぐれの行事」。 短編で、星新一さんに匹敵する作家はいないんじゃないか。 たった数ページの物語なのに、その世界にどっぷりとはまってしまう。最後には、ほっ・くすっ・しんみり・・・。 ベタな展開のためにだらだらと続ける作家が多いな...
お気に入りは「ぼろ家の住人」、「打ち出の小槌 」、「夕ぐれの行事」。 短編で、星新一さんに匹敵する作家はいないんじゃないか。 たった数ページの物語なのに、その世界にどっぷりとはまってしまう。最後には、ほっ・くすっ・しんみり・・・。 ベタな展開のためにだらだらと続ける作家が多いなかで、彼は別格だ。 ショートショート全巻を読破してしまう日がくると思うだけで、悲しい。
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何度読んでも飽きない。星新一さんのショートショート集。 表題作の盗賊会社の他、 名案 ぼろ家の住人 滞貨一掃 あわれな星 やっかいな装置 装置の時代 紙幣 悲しむべきこと 時の人 黒い棒 特許の品 打ち出の小槌 最高のぜいたく 夕ぐれの行事 助言 幸運のベル 帰郷 を収録。
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「最高のぜいたく」 ってなんだろう??とこの話読んでから考えてみてしまった。 面白い。この勢いでこのシリーズ読んでしまうんだろうなー。
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1つ1つの話が短いので読みやすいです。この本のなかで、悲しむべきこと、という話が面白かったです。クリスマスの夜、サンタクロースがエヌ氏の家にやってきて、なんとピストルを片手に金を出せと要求してきました。でもサンタクロースはエヌ氏からお金をとることもなく、エヌ氏に感謝して家をあとに...
1つ1つの話が短いので読みやすいです。この本のなかで、悲しむべきこと、という話が面白かったです。クリスマスの夜、サンタクロースがエヌ氏の家にやってきて、なんとピストルを片手に金を出せと要求してきました。でもサンタクロースはエヌ氏からお金をとることもなく、エヌ氏に感謝して家をあとに、、、。
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星さんの独特な未来の想像を基本にして短いお話が何作も収められている。正直先が読めてしまうものが多いと感じました。この世界観がわかる日は来るのだろうか。
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悲しむべきこと・打ち出の小槌がすき。とてもおもしろいものとそんなに、っていうのが両極端だけど、星新一さんはだいすき!
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