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七つの金印 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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興味があればぐんぐん…

興味があればぐんぐん読める一冊。

文庫OFF

志賀島で発見された漢…

志賀島で発見された漢委奴国王の金印。この金印に関わった人達の行動。金印は本物なのか?これらの謎が解き明かされる。

文庫OFF

2017/08/15

 難し過ぎてわからない。  なので以下はレポではなくただの感想。  金印っていっぱいあるんだな…  国宝の「漢委奴国王印」の出土経緯について、田畑を耕していたら百姓が偶然発見したとかなんとか、中学校のときに授業で習ったけど、いくらなんでもそんなことあるわけないじゃん!と子...

 難し過ぎてわからない。  なので以下はレポではなくただの感想。  金印っていっぱいあるんだな…  国宝の「漢委奴国王印」の出土経緯について、田畑を耕していたら百姓が偶然発見したとかなんとか、中学校のときに授業で習ったけど、いくらなんでもそんなことあるわけないじゃん!と子ども心に思った。  そんな疑問をいまさらながら解決したいと思い読んだ本。  金印発見の経緯と、それを巡る当時の知識人たちの論争なんかは、たぶん事実が書かれているので勉強になるが、話が進むにつれて論拠とされる史料の量が多くなってくるし、この小説はノンフィクションではなく創作なので、作者が意図的につくった偽書も出てくる。どこまでが本当でどこからが嘘なのか全然わからない。    この本の内容を理解できる人は相当に金印についての知識がある人に限られると思う。ほぼ皆無の自分はたぶん3割くらしか理解できていない。  でもまあ、中学生の頃の直感は正しかったということがわかったので、とりあえず良しとしたい。

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2013/09/12

疲れた・・・。最初は自分が好きな感じの話やからワクワクしたけど途中から「もーっ、金印なんかどうでもええわー!」って思うぐらい読むのがしんどかった。 恥ずかしながら『親魏倭王』と『漢委奴国王』の二つしか知らんかったんで、「やったー、あと5つも金印有るんやー」って興味本位だけで読んだ...

疲れた・・・。最初は自分が好きな感じの話やからワクワクしたけど途中から「もーっ、金印なんかどうでもええわー!」って思うぐらい読むのがしんどかった。 恥ずかしながら『親魏倭王』と『漢委奴国王』の二つしか知らんかったんで、「やったー、あと5つも金印有るんやー」って興味本位だけで読んだのが失敗やったかも。  

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2013/09/11

(収録作品)幻の金印/デビルズタワー/男鹿雄山閣/四つの金印/国宝金印の謎/不思議な論戦/明治の過ち/光明真言池

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2011/03/19

 金印って卑弥呼の奴しか知らない私でも楽しめる歴史エンターテイメント。  前に読んだ「鳥玄坊 根源の謎」が正直ついていけない感じだったけれど、近作は物語をぐいぐいと力技で進めていくマキと、ワトソン役の僕がいいバランスで分かりやすく面白い。  情報量が膨大なので、下手に丁寧に説明を...

 金印って卑弥呼の奴しか知らない私でも楽しめる歴史エンターテイメント。  前に読んだ「鳥玄坊 根源の謎」が正直ついていけない感じだったけれど、近作は物語をぐいぐいと力技で進めていくマキと、ワトソン役の僕がいいバランスで分かりやすく面白い。  情報量が膨大なので、下手に丁寧に説明を始めてしまうと途中で資料を読んでいる気になって、読むイキオイが止まってしまうだろうが、マキのおかげで最後まで読み進められた。予想外のオチで面白い。  古代史が嫌いでなければオススメ。  しかしみっちり字が詰まっているページを久しぶりに見た気がする……。

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2010/04/25

福岡の志賀島から出土した(とされている)国宝の金印が志賀島から出土したのではない、ということを論じる、小説? 小説にしないで新書かなんかにした方がよかったのでは? ・・途中からどうでもよくなりました。 面白くなかったです。

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2011/07/25

資料説明多すぎ!資料読むの苦手なので、ほぼ飛ばして話の大筋をつかめて終わったなぁ(笑)テーマとして嫌いじゃなかったのと資料を抜きにすると文章的にも面白かったことからこんな評価。多分うちがちゃんと資料を理解できたらもっと面白く読めたんだろうな

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2009/10/04

私が初めて明石散人の作品に接したのは「東洲齋寫樂はもういない」だつた。 以來、折にふれ、この作者の本を讀んできた。 いつも思ふのは、資料の裏付がきつちりとしてゐて、たとひ奇矯な説であらうとも納得させられること。 今囘の作品もその例にもれない。 日本史のなかで、金印といへば、後漢...

私が初めて明石散人の作品に接したのは「東洲齋寫樂はもういない」だつた。 以來、折にふれ、この作者の本を讀んできた。 いつも思ふのは、資料の裏付がきつちりとしてゐて、たとひ奇矯な説であらうとも納得させられること。 今囘の作品もその例にもれない。 日本史のなかで、金印といへば、後漢の光武帝が倭國王に下賜した「漢委奴國王」印が有名だ。 それ以外には、魏の皇帝から卑彌呼が下賜された「親魏倭王」印、足利義滿が明の成祖から、豐臣秀吉が明の神宗から下賜された「日本國王之印」がある。 また、あまり知られてゐないが(私も全く知らなかつたが)、「大日本國璽」と「天皇御璽」もまた、明治七年に純金製に變更されてゐる。 これをすべて數へても金印は六つだ。 では最後のひとつは何か? 實は「漢委奴國王」印が二つあるといふのだ。 どうやら古い資料でも、「漢委奴國王」印の印影は二つあるらしい。 このうちのどちらかが本物で、どちらかは模造品だ。 現在國寶とされてゐる金印は、はたして本物なのか? 讀んでゐて、知的興奮を感じた。 これも感動といへば感動なのかも知れない。 ただし、ロジックを追ひかける力が必要だといふ意味で、難易度は少々高いかもしれない。 2003年11月17日讀了

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