1,800円以上の注文で送料無料

死者のあやまち の商品レビュー

3.8

45件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    19

  3. 3つ

    12

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

犯人捜しゲームの中で…

犯人捜しゲームの中で本当に殺されてしまった少女の殺人事件をポアロが推理する。たまに出てくるおなじみのオリヴァ夫人が良い。

文庫OFF

2026/01/25

探偵ゲームを行うので授賞式にオリヴァ夫人より招かれたポアロ。探偵ゲームの死体役の少女マーリンがゲーム中に本当にしたいとして発見される。 ジョージ・スタッブス郷の若奥さんのハティの元にまた従兄弟のエティエンヌ・ド・スーザが来ると手紙が来るが、ハティはあいつは人殺しをするヤバい奴だと...

探偵ゲームを行うので授賞式にオリヴァ夫人より招かれたポアロ。探偵ゲームの死体役の少女マーリンがゲーム中に本当にしたいとして発見される。 ジョージ・スタッブス郷の若奥さんのハティの元にまた従兄弟のエティエンヌ・ド・スーザが来ると手紙が来るが、ハティはあいつは人殺しをするヤバい奴だという。スーザが来てから逃げ出して消えたハティ。これは二重殺人なのかとなるが、オチにドキリ。ジョージがハティを愛する良き夫感が出まくっており、スーザのミスリードがさらに引っ張ってくるのでやられる。近くのユースホステルや最初に出てくるハイカーとかもオチに絡ませてくるのも流石にうまい。

Posted byブクログ

2025/10/15

ポアロを久しぶり読みました。 なかなか、理解するのが難しい。 これは、犯人の動機を予想するのは難しいと思いました。

Posted byブクログ

2025/09/06

面白かった。これはかなり好きだ。ポアロの思考が前半から見れるのも楽しい。私はやっぱりポアロが長く出ている作品が好き。

Posted byブクログ

2025/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今まで読んだクリスティ作品の中でもトップクラスにややこしかったかもしれない…… まず事件が起こるまでの振りが長すぎるし登場人物の人名とゲーム内の人名とがごっちゃになるしで理解するのに苦戦しました しかし、明かされた真相は凄かった!死者のあやまちってそういうことだったのか! マーデル爺さんは凄かったしハティが気の毒でなりません

Posted byブクログ

2025/10/24

「ポアロとグリーンショアの阿房宮」をうっかり先に読みましたが、犯人の手口をほぼ忘れた状態でした。でも、読み進むうちにだんだん思い出してしまったなぁ…。 というわけで、再読みたいな具合になりましたが、長編としてじっくり書き込まれた、犯人の狡猾さに戦慄します。そして、名家に生まれ名家...

「ポアロとグリーンショアの阿房宮」をうっかり先に読みましたが、犯人の手口をほぼ忘れた状態でした。でも、読み進むうちにだんだん思い出してしまったなぁ…。 というわけで、再読みたいな具合になりましたが、長編としてじっくり書き込まれた、犯人の狡猾さに戦慄します。そして、名家に生まれ名家に嫁ぎ、戦争や時代の奔流に呑み込まれて、苦難の人生を送ってきたフォリアット夫人の悲しい覚悟が胸に突き刺さりました。Follyという言葉の二重の意味が効いています。

Posted byブクログ

2025/06/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

隠されていたあやまちは。 愛すべきオリヴァ夫人から嫌な予感がすると電話を受けたポアロは、オリヴァ夫人がお祭りのイベントとして筋書きを考えた犯人探しゲームが行われる予定のお屋敷に向かう。殺人事件を防ぐために赴いたポアロだったが、犯人役の少女が殺され、屋敷の夫人が行方不明になってしまった。手がかりのピースを集めながらもなかなか絵が描けなかったポアロがたどり着いたあやまちとは——。 クリスティーあるあるの「Aとされていた人物が実はAではなかった」パターンではあるが、ポアロが最初に疑っていて読者も気にかけていた、それこそミステリあるあるの「長い間会っていなかったのに急に訪ねてきた兄」ではないところがミソ。しかも身分を偽るパターンは2回ある。これも結構クリスティーあるあるの「真実を知っていた(けど黙っていた)女性」も、その黙っていた理由がメロドラマで実にクリスティーだと。フォリアット夫人(黙っていた人)に注目して読み返すとスタッブス夫人(偽者)に対して重たいものを抱えていることがわかるように最初から描写されていたので唸ってしまった。 同じくイベントの中で少女が殺された作品『ハロウィン・パーティー』と重なるところも多い。オリヴァ夫人も登場するので。あのときも特に意味もないように思っていた現代の若者描写が後で効いてきたけど、今回の「ユースホステルを利用する、静かな地元をマナー違反でかき回して迷惑がられている外国人の若者たち」にあんな役割があったとはと驚かされた。 英語ならfollyが「あやまち」であり「阿房宮」であるというところでラストのポアロの決め台詞が光るけれど、翻訳だとうまくいかないのが惜しい。

Posted byブクログ

2024/12/30

オリヴァ夫人から電話で呼び出しを受けたポアロは、現地で夫人が考えた「犯人探しゲーム」の賞品を渡す係を仰せ使う。 現地入りしたポアロは夫人に何か事件が起きそうだと言われるが……。シリーズ27作目 クリスティらしい「田舎で起こる事件」×「胡散臭いキャラクター」 少しダラダラとした感...

オリヴァ夫人から電話で呼び出しを受けたポアロは、現地で夫人が考えた「犯人探しゲーム」の賞品を渡す係を仰せ使う。 現地入りしたポアロは夫人に何か事件が起きそうだと言われるが……。シリーズ27作目 クリスティらしい「田舎で起こる事件」×「胡散臭いキャラクター」 少しダラダラとした感じを受けたが、ラストはさすが。読み終わってから冒頭に戻ると、あるキャラとポアロとの会話にゾクゾクする。これぞクリスティ。 個人的には335ページからのオリヴァ夫人とポアロの会話がとても好き。→ この会話が読めただけでも、このお話を読んだ価値がある感じする(笑) ヘイスティングズとの関係もだけど、オリヴァ夫人とポアロの関係もたまらん。楽しい。

Posted byブクログ

2024/10/29

1956年発表。エルキュール・ポワロシリーズ第27作。準レギュラーであるミステリ作家、オリヴァ夫人登場作。典型的なお金持ちの邸宅を舞台に、よくわからないお祭り、異国からやってくる怪しげな男、芝居っ気たっぷりの展開など、王道をこれでもかと見せつけてくる。やはり今作もポワロの老いは感...

1956年発表。エルキュール・ポワロシリーズ第27作。準レギュラーであるミステリ作家、オリヴァ夫人登場作。典型的なお金持ちの邸宅を舞台に、よくわからないお祭り、異国からやってくる怪しげな男、芝居っ気たっぷりの展開など、王道をこれでもかと見せつけてくる。やはり今作もポワロの老いは感じられるが、見える景色が変わったからこそ、登場人物の心や悲しみに寄り添うことができているようにも感じる。トリックについてはやや肩透かしな感もあるが、ゾッとさせるオチとどんよりとしたラストの数ページは印象に強く残る。

Posted byブクログ

2024/09/09

【ポアロ】 1956年クリスティー66歳の作品。 催し物の「殺人犯人探しゲーム」で、賑やかなパーティーは一転して悲劇へと変わってしまう…。 『ハロウィンパーティー』でも出てきた女性ミステリー作家のオリヴァ夫人は、どことなくクリスティーを思わせる。 今回の事件はポアロでさえも考...

【ポアロ】 1956年クリスティー66歳の作品。 催し物の「殺人犯人探しゲーム」で、賑やかなパーティーは一転して悲劇へと変わってしまう…。 『ハロウィンパーティー』でも出てきた女性ミステリー作家のオリヴァ夫人は、どことなくクリスティーを思わせる。 今回の事件はポアロでさえも考え込んでいる。いつも自信満々のポアロがこんなにも悩んでるんだから、私にわかるはずがない。 徐々にポアロがパズルを1つずつはめていく。 次第にパズルが埋まり、全てがピタッとハマった時の気持ちよさと面白さが楽しめる。 大胆過ぎる伏線、ミスリード、キャラクター、想像できない結末。 全てがちょうど良いバランスで熟練の技を感じた。 クリスティーのある2作品を混ぜて、それをさらに巧妙に進化させたような作品で、磨きがかかってて面白かった。 2014年に刊行された中編『ポアロとグリーンショアの阿房宮』がこの作品の原型とのこと。 原作を続けて読んで、どこが違うのか読み比べしたい。

Posted byブクログ