犯罪現場は語る完全科学捜査マニュアル の商品レビュー

N・E.ゲンジ(著者),安原和見(訳者)

2015/01/17

　大きすぎる“指紋”が出た事件の真相とは！？
　“密室”殺人事件が本当にあった！？
　事件の犯人が解った決め手になったのは、昆虫！？

　多くの法科学の専門家、法執行官、救急救命士、科学捜査官に取材をし、門外漢にも解りやすくまとめられた、米国の科学捜査の入門書。
　科学の進展は日進月歩。取材時期、そして刊行時期が2000年の頃なので、本書に記されている手法の大半は、今現在においては使用されていない可能性が高い。だが記された基礎理論と豊富な実例は推理物好きには面白く読める内容となっていて、それだけでも読まないよりは一回は読んだ方がいいと思う。

2012/12/14

小ネタを羅列したようなまとまりのない本で、いきなり飽きて速読モード。アメリカ？の科学捜査官の募集広告だけが面白かった。

2009/10/04

アメリカ大人気ドラマＣＳＩをこよなく愛する人ならスラスラ読める。あたかもドラマのマニュアル本のようでもあるが、現在の科学捜査の凄さがわかる。ところどころに現れる現場で活躍する捜査官の生の犯罪捜査の話はドラマに負けないほどドラマチック。