入門確率過程 の商品レビュー

松原望(著者)

2022/08/03

数理統計学の基礎からブラック-ショールズ方程式までが簡潔にまとめられている。本格的な学習の前に流し読みしておくと良い。

2022/01/08

数学書的な意味で厳密ではなく、説明も言葉足らず？でいろいろと意図を汲み取りながら読まないと意味が繋がらなかったりするのだが（いわゆる行間が広いとかいうことではなくシンプルに言葉が抜けてたりする）、サクッと読めて公理的確率論から確率過程、ブラックショールズ方程式の導出に至る過程が概観できるという意味では非常に役に立った。真面目に読もうとするとドツボにハマるが、専門的に少し踏み込んだ読み物と思えばそれなりに読める

2018/11/29

最終盤、特にファイナンスに入ったあたりから、かなり急ぎ足になるが、それまでは確率過程とはなんなのか、丁寧に記述している。その最終盤もイメージはしっかりと持てたので、良しと思える。

レベル的には、大学数学。解析と線形代数の知識が前提だろう。

2014/01/19

入門ゆえ端折られている説明もあるが、解析、集合・位相、ルベーグ積分までやってからステップダウンしてくると分かりやすい。

2012/09/28

ファイナンス系の難しい本からこの本に入った人には好評のようですが、
私はそっちを読む前にこの本を読み始めたせいなのかあまりいい印象はありません。
数式の解説が大雑把過ぎてよくわからない。
確率過程というのはなんなのかすらよくわからない。
結局ほとんどよくわかりませんでした。

2012/09/03

ビジネスを学ぶにあたって必要な確率の理論を、大学生レベルの教科書として解説。この分野の本としてはわかりやすくまとまっている。

2019/06/02

[関連リンク]
みなさんそんなに確率論に興味あるんですか？ - what_a_dudeの日記: http://d.hatena.ne.jp/what_a_dude/20120130/p1

2011/11/23

確率・統計の定評のある入門書。理系の方にとっては、恐らく厳密さに欠ける記述なのだろうが、文系にはこの「適度な厳密さ」が逆にありがたい。ただ、後半の9章や10章あたりになると、やはり難しい。

入門書ではあるが、高校時代に習う程度の数学の知識だけで、本書を読み進めるのはなかなか難しいと思う。その差は自力で埋めていく必要があるようだ。

2010/10/17

金融マンのために書かれた本

正直結構簡単に読み進めることができます

ですが、しっかりと読むと今まで曖昧になってたところも結構わかります

これもデリバティブの仕事に関わりたい人がいればぜひ読みましょう

このゼミにそんな人は多いとは思いませんが…

2009/10/04

ランダムウォーク、ブラウン運動の勉強の為に本館から取り寄せた。

他の教科書だと省略されている平均、分散の意味や式の導出が丁寧に書かれている。
入門らしい入門。統計に関する下地がまっさらな状態でも十分理解できるように書かれている。

確率過程の習得に不可欠な基礎知識に関しても、その都度振り返れるように構成されているため、どの章からでも読み進められるのがうれしい。

購入予定。