政治学 の商品レビュー
政治学の諸分野についての概観を得ることのできる入門書です。なお2021年現在、補訂版が刊行されているようです。 「はしがき」には、「政治を主権者である国民が本人として代理人を雇い、共通の目的を実現することととらえる本人‐代理人論の立場から、それぞれの専門分野の知識や考え方を整理...
政治学の諸分野についての概観を得ることのできる入門書です。なお2021年現在、補訂版が刊行されているようです。 「はしがき」には、「政治を主権者である国民が本人として代理人を雇い、共通の目的を実現することととらえる本人‐代理人論の立場から、それぞれの専門分野の知識や考え方を整理して説明する」ことが、本書のねらいとされています。ただし、「本人‐代理人論」という枠組みから演繹的に政治学上の諸テーマについての考察を展開しているというよりも、「本人‐代理人論」の枠組みを用いることでクリアな見通しを得ることができる論点にかんして、この枠組みにもとづく解説がなされており、おおむねオーソドックスな入門書の体裁で書かれているといってよいと思います。
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AKM先生推薦の書 各専門分野の政治学者5人が、「本人‐代理人論」という独自の理論に基づいて各章を執筆している 映画「七人の侍」から説き起こした序章が熱い 5人の著者が民主党への政権交代を考察した、別冊『政権交代 ◎新政権の挑戦と模索』つき
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大学入学後、政治学を学んで3年目ぐらいに生協の本屋で発見。 これを大学1年の頃に使っていたら、さぞかし政治に無学だった自分でも、より興味を持って学問できたのではないか(責任転嫁)。 語り口が他の専門書と比べて平易で、付き合いやすい教科書。 ただ、入学後すぐ「概説 現代政治の理...
大学入学後、政治学を学んで3年目ぐらいに生協の本屋で発見。 これを大学1年の頃に使っていたら、さぞかし政治に無学だった自分でも、より興味を持って学問できたのではないか(責任転嫁)。 語り口が他の専門書と比べて平易で、付き合いやすい教科書。 ただ、入学後すぐ「概説 現代政治の理論」で苦戦を強いられた自分にとっては、少し歯ごたえが物足りなく感じた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
政治学の基本書であればこの一冊があれば十分。 この一冊で公務員試験から東大大学院の試験もカバーできる。 当然といえば当然なのかもしれないが、さすが有斐閣。
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政治学系に興味を持つ人に必ず最初にオススメする本です。本のページ数が多いので面食らうかもしれませんが、内容は非常に平易に書かれています。政治学の分野の全方位に目が配ってあるので、すべての分野のマップとしてとても有用な本です。この本を読んでから、それぞれ興味のある分野に入っていくの...
政治学系に興味を持つ人に必ず最初にオススメする本です。本のページ数が多いので面食らうかもしれませんが、内容は非常に平易に書かれています。政治学の分野の全方位に目が配ってあるので、すべての分野のマップとしてとても有用な本です。この本を読んでから、それぞれ興味のある分野に入っていくのがとてもいい勉強法だと思います。
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政治学に関する基本書。政治思想に関する点が面白い。本人ー代理人モデルは応用が利く理論であり、政府の捉え方を新たな視点でみることができるようになった。
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政治学の概要を比較的詳しく解説。 入門から比較的発展の事項まで、広く網羅している感じがした。 +この著者の解説は非常にわかりやすい。
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政治学全般を学ぶ上で、参考となる非常に良くまとまった入門書。理論と実例がバランスよく配されているし、難解な部分もなく読みやすい。政治学系の試験全般に役立つと思う。
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ようやく読み終わりました。政治学の入門書で文章も平易で分かりやすい。大統領制 と議員内閣制のメリット・デメリット、小選挙区と中選挙区の長所・短所など疑問に 思っているところを満遍なく解説してくれてます。有権者としては是非よんでおきたい本である。
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