少子 の商品レビュー
少子化を叫ばれる世の…
少子化を叫ばれる世の中。この本では<その理由>と<その対策>について考えています。小難しいことで語られることが多い問題だけど、実際は著者のあげた「痛いから」「うらやましくないから」「愛せないかもしれないから」という本音があるから踏み切れない・・・という人も少なくないと思う。
文庫OFF
お薦めです。
少子化。その言葉を聞くと、責められているようで、ちょっと心が重くなってしまう女性にお薦めです。この本を読み、著者の容赦ない筆に共感したりツッこんだりしてみて、明るく笑ってみてはいかがですか?
yui
爆笑した。少子化にまつわるおふざけエッセイ。いや、半ば真面目かもしれませんが…。九州女子のわたしからすると、リベラルな家庭に育ったサカジュンがうらやましくもある。サカジュンのアラサー時代のエッセイはノリに乗っていてすごい。今の丸くなった彼女の筆も好きよ!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
*このままいくと西暦三五〇〇年には日本の人口約一人。この社会の大問題に、多少の罪悪感はあるものの、「別にほしくないから」「痛いから」「生活を変えたくないから」「面倒くさいから」と言ってはまずいでしょうか。誰も口にしなかった本音で「出産・結婚・女の人生」と「少子化」の核心に迫る、傑作エッセイ* なんとコレ、2000年刊行なんですと!今から18年も前ー!! その頃から全くブレない酒井さん、大好きです♡ 巻頭の、”「赤ちゃんが欲しいなぁ」などと思ったことが、一度もありませんでした。”から飛ばす飛ばす。子持ち国との戦い、男性の妊娠代行、などなど、ユーモア溢れる毒もたっぷり。とにかく痛快です!
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もう今から15年以上も前に、同じような考えをもった女性が居たのだなと、感激。 産みたくない理由は、自分の考えとシンクロするものが多く、その漠然とした考えを著者が勢いのある言葉でズバズバと書いていて、非常に面白かった! 著者なりの少子化対策の案として子育ての機械化(!)、女性に教育...
もう今から15年以上も前に、同じような考えをもった女性が居たのだなと、感激。 産みたくない理由は、自分の考えとシンクロするものが多く、その漠然とした考えを著者が勢いのある言葉でズバズバと書いていて、非常に面白かった! 著者なりの少子化対策の案として子育ての機械化(!)、女性に教育を与えない、男性でも妊娠、出産可能な化学の発達...などジョークとはしても思い切った考えも面白い。 ま、産みたい人が産めばいいよね!って感じで、この本を読んだからと言って産みたくは全くなりませんでしたね(笑)
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これはなんともトンがった少子化論な気がする。 最新の酒井さんの著作にあるいろいろ通り越した感じ、結構乾いた笑いみたいなものはまだなくて、まだ産めるけど。。。という、なんというかこう煩悶のようなものを感じさせる文章だった。 母親になった友人のおばちゃん化にひいてしまうあたりとか、な...
これはなんともトンがった少子化論な気がする。 最新の酒井さんの著作にあるいろいろ通り越した感じ、結構乾いた笑いみたいなものはまだなくて、まだ産めるけど。。。という、なんというかこう煩悶のようなものを感じさせる文章だった。 母親になった友人のおばちゃん化にひいてしまうあたりとか、なんとなく男性としても共感できるところもあり。 男汁が全体的に足りないのでしょうか。うむむ。
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読むの二度目ですけれども、楽しめましたね。てか、この頃のサカジュン、まだ三十代ということもあって文章が若い…ものすげくトゲトゲしている感じがあるのであって、最近の、四十代後半になったサカジュンの文章を読んでいる身としては非常に違和感というか、勢いあんなぁ…という感じ。 まあ、未...
読むの二度目ですけれども、楽しめましたね。てか、この頃のサカジュン、まだ三十代ということもあって文章が若い…ものすげくトゲトゲしている感じがあるのであって、最近の、四十代後半になったサカジュンの文章を読んでいる身としては非常に違和感というか、勢いあんなぁ…という感じ。 まあ、未婚の女子が出産したくない理由などが列挙してありますけれども、まあ、男のボキでもわからんでもないなー、という感じでありますね。ってか、サカジュンってなんというか男性的な感性をお持ちですよね! とこの本を読んで思いました…。この本の初版は2003年頃ですけれども、あの頃と比べて今は…さらに少子化、サカジュンの予想通りになっています…。今後、日本はどうなるのか!? まあ、このまま順調に少子化が進んで人口減少に繋がるのでせうね…。それで誰が困るのか!? まあ、困る人はいらっしゃるんでしょうけれども、このままなんとなーく少子になる流れは止められないでしょう…さよなラーメン。 ヽ(・ω・)/ズコー
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「負け犬の遠吠え」で話題になった著者の、「負け犬」より前に発表した作品。「負け犬」より、もうちょっと「結婚しない」「子どもを生まない」理由に力を入れて解説し、それゆえにまわりくどいところもあるけれども、言っていることはすごく率直で正直でストレート。 「なぜ子どもを生まないのか...
「負け犬の遠吠え」で話題になった著者の、「負け犬」より前に発表した作品。「負け犬」より、もうちょっと「結婚しない」「子どもを生まない」理由に力を入れて解説し、それゆえにまわりくどいところもあるけれども、言っていることはすごく率直で正直でストレート。 「なぜ子どもを生まないのか?」といった問いに、「痛いから」「面倒くさいから」「シャクだから」「男が情けないから」等々の理由をあげて論じるところが、はっきりいって「ステキ」としかいえません。少子化が女側だけの問題ではないことに、そろそろ少子化対策担当者たちは気づいてほしいところだけど、そのあたり、どういう状況なんだろうか。 老人介護については、介護保険制度もできたけど、育児にも、どこか(または誰か)に一部委託するといった制度があってもいいんじゃない?という意見は、笑いながらもしみじみ共感できた。なぜ育児は生みの母親が世話しなきゃだめなの? メイドとかシッターとかを使って、作業の一部分でもアウトソーシングできたらどんなにラクだろう。はっきりいって、働いてれば、女である自分でさえも「…ヨメがほしい」と思うぐらいなのだ。もちろん、「ヨメ」は専業主婦のこと。つまり、掃除洗濯アイロンかけ料理、と、そういうことをやってくれる人がいればいいのになあ、と思うことがちょくちょくあるのだ。下衆の勘ぐりじゃないけど、老人介護にはサポートがあるのは、政治家やら官僚やらが、老いゆく自分の将来がかかっているからじゃないかと思ってしまう。 それから、「ボランティアをやるときでも、『偉いねえ』とほめられたいとか、『ありがとう』と感謝されたいという欲求を、人はどこかで抱いてしまうものなのではないか」という部分も、ものすごく納得した。仕事柄、整体やヘルパーといった仕事に従事している人に仕事の醍醐味を聞く機会が多いのだが、そのたび、「ありがとう、といわれるのが一番嬉しい」と、ほとんど全員が口そろえて言うのだ。「ありがとう」と言われるってことは、自分のやったことに反応があるということなわけで、いかにそういう反応がモチベーションに影響してるかってことじゃなかろうか。 保育園を増やすのも結構だし、男性が育児休暇を取りやすくするのもいい。でもさ、正直なところ、子どもを生もうと積極的に思わないのは、こういうことだよ。と、えらい方々に言いたいのだった。
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少子化、ということを酒井さんの自分の概念から眺めた話。とても共感できる部分が多かった。日本の国民はあまり愛国精神がないので、国の行く末に興味がなさそうというのがよくあらわれている一冊。
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「負け犬の遠吠え」のときもズバリアラサー女子論であったが、これまた負け犬女子にはバイブルのようなエッセイ。少子対策の委員か何かに選ばれたはずだがその後対策はどうなったのか気になるところ。彼女の意見を参考にしたら、少子対策はすすみそうだが...
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