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カウンセラー の商品レビュー

3.7

13件のお客様レビュー

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2022/08/04

聴覚に優れピアノの音色を聞くだけで弾き手の心を読み取ることが出来る音楽教師が、未成年により自分の家族を惨殺されたことにより狂気に追い込まれていくお話。 読み始めは「少し古いのかな?」と思ったけど面白い!あっという間に読破。絶対音感的な話だけではなく法で裁けない未成年の犯罪に対す...

聴覚に優れピアノの音色を聞くだけで弾き手の心を読み取ることが出来る音楽教師が、未成年により自分の家族を惨殺されたことにより狂気に追い込まれていくお話。 読み始めは「少し古いのかな?」と思ったけど面白い!あっという間に読破。絶対音感的な話だけではなく法で裁けない未成年の犯罪に対する問題もかなり考えさせられる。

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2020/03/17

高校事変を読み、松岡圭祐という作家に興味を持ちこの作品を読んだ。ここまで研ぎ澄まされた感性の持ち主がいるかは別として、臨床心理士とのやり取りを含め大変面白かった。主体は常に人々の側にあり、今日は明日に備えるためにある。

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2017/09/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ピアノを用いて多数の不登校の児童たちを立ち直らせたことで高い評価を得ていた由佳里。音楽、特にピアノに対する高い感受性を持つ彼女の一家が惨殺されたとき、彼女の感性と精神に異変が起こる…。 すごく無理をして生きているような由佳里が痛々しかった。ありあまる才能はそれだけでは人を幸せにしないのかもしれない。

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2015/11/23

有名音楽教師を突然の惨劇が襲う。 家族を殺したのは13歳の少年だった……。 彼女の胸に一匹の怪物が宿る。 臨床心理士・嵯峨敏也の活躍を描く「催眠」シリーズ。

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2013/09/14

カウンセラー嵯峨の活躍する話。 少年法で守られる加害者。 少年法のせいで、悲しみのどん底に突き落とされる被害者遺族。 遺族が、少年法があるが故に守られることになってしまった加害者に対して抱いた気持ちを、行動に移したとき、 カウンセラーは何が出来るのか? 少年法、そして、『目...

カウンセラー嵯峨の活躍する話。 少年法で守られる加害者。 少年法のせいで、悲しみのどん底に突き落とされる被害者遺族。 遺族が、少年法があるが故に守られることになってしまった加害者に対して抱いた気持ちを、行動に移したとき、 カウンセラーは何が出来るのか? 少年法、そして、『目には目を』という考え方との衝突。 果たして、嵯峨の行動は・・・・

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2012/11/19

なかなか読ませる内容。 心理描写もよく描かれてるし、一気に読ませる内容も好感。 ただ、復讐の場面の描写は、もう少し詳しく描かれても良いかも・・・。ピアノを扱った題材だが、以前読んだ「シューマンの指」を思い出した。 少年法の問題点に光をあてた題材だが、東野圭吾の「さまよう刃」の...

なかなか読ませる内容。 心理描写もよく描かれてるし、一気に読ませる内容も好感。 ただ、復讐の場面の描写は、もう少し詳しく描かれても良いかも・・・。ピアノを扱った題材だが、以前読んだ「シューマンの指」を思い出した。 少年法の問題点に光をあてた題材だが、東野圭吾の「さまよう刃」のような後味の悪さはない。きちんと少年が制裁を受けて殺されるのが自分好みではある。

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2011/11/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

少年犯罪と音楽に関する共感覚、その感覚故のPTSDによって起こる哀しいミステリ。 それにしても心理療法士。 いつかかかる日があるなら、嵯峨先生にかかりたい・・・でもそれはムリ。

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2009/10/29

ピアノの音色を聴くと、その人の心理状態がわかる。。 特別な才能をもった女性音楽教師。 彼女に突然の悲劇が襲いかかる。 両親と子供たちの理不尽な死。 犯人は13歳のため罪にも問われず無罪放免となる。 彼女の心は復讐へと向かった・・・ 「催眠」の嵯峨敏也、大活躍。 相変わらずの誠実...

ピアノの音色を聴くと、その人の心理状態がわかる。。 特別な才能をもった女性音楽教師。 彼女に突然の悲劇が襲いかかる。 両親と子供たちの理不尽な死。 犯人は13歳のため罪にも問われず無罪放免となる。 彼女の心は復讐へと向かった・・・ 「催眠」の嵯峨敏也、大活躍。 相変わらずの誠実な必死さが好感です。 千里眼シリーズの荒唐無稽なハチャメチャさはないけれど でも面白い

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2009/10/04

小学校教諭・響野由佳里は、独自の音楽療法で児童の心を感知することが出来た。 だが、彼女の一家に突然の惨劇が訪れる。 加害者は、13歳の少年だった。 少年法で守られる加害者。 刑法で裁かれることなく、刑事事件ともみなされず、少年院に送られることさえない少年。 そんな少年たちに彼女は...

小学校教諭・響野由佳里は、独自の音楽療法で児童の心を感知することが出来た。 だが、彼女の一家に突然の惨劇が訪れる。 加害者は、13歳の少年だった。 少年法で守られる加害者。 刑法で裁かれることなく、刑事事件ともみなされず、少年院に送られることさえない少年。 そんな少年たちに彼女は復讐の憎悪を向けることになる。 そんな彼女をずっと見守り続ける臨床心理士・嵯峨敏也。 響野由佳里に心理状態を見抜かれながらも、最後は捻(ひね)りのあるカウンセラー&謎解きを示してくれる。 『は〜〜なるほど…。そう来たか。』と逆転ホームランな感じ。(わかる?) 私は小説を読むとき、イメージしやすいように登場人物を知人や友人に当てはめて読むことが多い。 今回の嵯峨敏也は、ピッタリの人がいた。。 洒落たスーツが良く似合い、細身で実際の年齢より若く見える。 色白で涼しい目。総じて中性的な印象の顔つきだが、ぶっきらぼうな態度は男性特有のもの。 ピアノを弾くシーンが登場するが、細くて長い指。。綺麗な手をしている。。 やっぱり手の綺麗な人には惹かれます。。 『惹かれる』という要素が多すぎる?私。。 ん??これは松岡さんご自身がモデルなのかな?? 作家さんの前は、カウンセラーだったようなので。。 この小説の中で、2回だけだが『岬美由紀』の名前が登場する。 (千里眼シリーズでは、この岬美由紀が活躍する。。) この名前の登場で、松岡さんの小説がずっと繋がっているんだな〜〜と感じる。

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2009/10/04

2007.2.9読了。人の奏でる音楽で気持や育成暦が見えるという設定は面白かった。女教師本人の育成暦が重要であるかのようにみせて、はっきりせず。臨床心理士・嵯峨俊也が女教師に見せた興味とはなんだったのか、などなど、前振りがあるのに書き込まれていない部分が惜しい。

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