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ヴェイユの言葉 の商品レビュー

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2010/06/13

[ 内容 ] 既存の価値を喪失し、混迷のさなかにあった1930‐40年代のヨーロッパ。 工場で、戦場で、また亡命の地で、のちに『抑圧と自由』や『神を待ちのぞむ』、『根を持つこと』、さらに『カイエ』に至る一連の著作として発表され、人々を瞠目させることになる数々の文章が記された。 政...

[ 内容 ] 既存の価値を喪失し、混迷のさなかにあった1930‐40年代のヨーロッパ。 工場で、戦場で、また亡命の地で、のちに『抑圧と自由』や『神を待ちのぞむ』、『根を持つこと』、さらに『カイエ』に至る一連の著作として発表され、人々を瞠目させることになる数々の文章が記された。 政治記事や革命組織の機関誌への寄稿、書簡、そして私的な雑記帳…そこには、シモーヌ・ヴェイユの日々の思索のあとが克明にとどめられている。 いま、ここにある人間の悲惨の中に身をおき、他者の不幸をわが身の肉と魂の中に受けとめて熟成された思想は、どのような道筋をたどって深化していったのか。 自己と他者、神、悪と不幸、力と社会、そして美と正義―断章と珠玉の詩を5つの諸相のもとに編み、ヴェイユ思想の展開を追う。 [ 目次 ] 1 自己と他者 2 神と必然 3 悪・不幸・十字架 4 力と社会 5 正義と芸術 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ