すっぽんの首 の商品レビュー
読んでいると腹が減っ…
読んでいると腹が減ってきます。エッセイとしての椎名ワールド全開です。
文庫OFF
チベットでの朝食のと…
チベットでの朝食のとき、なぜ主食と惣菜が同時にでてこないのか悩み続けたり、シベリアでは真夜中に壁を叩く騒音に怒る、といった旅の話などが満載。
文庫OFF
吉野川で対面したすっ…
吉野川で対面したすっぽんの首。旅における排泄と睡眠の考察。南の島の木の話…などいつもの痛快面白シーナ節に、作家としてデビューする前後の、秘められたるエピソードが紹介される。
文庫OFF
我が沖縄の南大東島なども登場し愉快に読みました。かつて台風で閉じ込められた与那国島の居酒屋で、スタッフ何人か引き連れた椎名さんと出くわしたことを思い出した。その頃は松本清張に夢中で椎名さんの作品は全く読んだことが無かったので声も掛けられなんだが、今となっては如何にも残念。一を知っ...
我が沖縄の南大東島なども登場し愉快に読みました。かつて台風で閉じ込められた与那国島の居酒屋で、スタッフ何人か引き連れた椎名さんと出くわしたことを思い出した。その頃は松本清張に夢中で椎名さんの作品は全く読んだことが無かったので声も掛けられなんだが、今となっては如何にも残念。一を知って十を語るごときな所はあるもののお気楽振りに好感が持てる。「お尻を紙で拭いて済ませる日本人は不潔極まりない」これはもう哲学で有る。
Posted by
いつものとおり、日常をスルドク見つめるシーナさん独特のエッセイです。シーナさんが若く流通業界紙の編集長をしていた頃の話も出てくるので、シーナ・ファンには嬉しい。それにしてもシーナさんの排泄に関する考察は結構奥深い。本書に収められた「たびのねるだす」を読んで「ウーン……」とうなられ...
いつものとおり、日常をスルドク見つめるシーナさん独特のエッセイです。シーナさんが若く流通業界紙の編集長をしていた頃の話も出てくるので、シーナ・ファンには嬉しい。それにしてもシーナさんの排泄に関する考察は結構奥深い。本書に収められた「たびのねるだす」を読んで「ウーン……」とうなられた方は、他のエッセイ集『ロシアにおけるニタリノフの便座について』を読まれることをお薦めしたい。たしか劉邦の皇后呂太后が憎らしい愛人に対して行った「人豚」というすさまじいリンチの話が載っていたと思います。怖ろしい話です。
Posted by
椎名誠のエッセイは電車に乗って旅をする時、ホテルで一息ついた時をふっと思い出させるんですよね。きっとそういった場所で書いてる事も多いから伝わってくるのかもしれませんが。これは新宿赤マントシリーズではないのですが、内容結構かぶってますね。モンゴル人の留学生が来た話とか。でも赤マント...
椎名誠のエッセイは電車に乗って旅をする時、ホテルで一息ついた時をふっと思い出させるんですよね。きっとそういった場所で書いてる事も多いから伝わってくるのかもしれませんが。これは新宿赤マントシリーズではないのですが、内容結構かぶってますね。モンゴル人の留学生が来た話とか。でも赤マントは1回のページが少ないというのもあるのでさらっとですが、こちらは丁寧に書かれてます。今まで会社勤めをしていた話はよく出てきてましたが、辞めるに至った話は初めて読んだので新鮮でした。先日、知り合いが勤めてる地方の人気ラーメン店に椎名誠が来たそうです。新潮だったかな?に写真が載ったそうですが、後姿がしっかり映ってます。ワタシもシーナさんに会ってみたいなぁ。
Posted by
- 1