感じることば の商品レビュー
知人に紹介された本。 著者は人工知能の研究者。ロボットの技術の観点から、人間の発することばを眺め、洞察している。 おばはんのロマンチックなエッセイの感は拭えないが、不意に見せる鋭敏な考察は素晴らしい。
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久しぶりに、本当にいいエッセイに出会いました。 著者は、先にレビューを書いた『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』と同じ黒川伊保子さん。 さすが、「言葉のフェティシズム」だけあって、選ぶ単語のひとつひとつがとてもきれい。 旦那さまのことを「夫」ではなく、「私の大好きな人」という...
久しぶりに、本当にいいエッセイに出会いました。 著者は、先にレビューを書いた『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』と同じ黒川伊保子さん。 さすが、「言葉のフェティシズム」だけあって、選ぶ単語のひとつひとつがとてもきれい。 旦那さまのことを「夫」ではなく、「私の大好きな人」というように書いているところも、私好みのキュートさで、素敵だと思う。 こ難しそうな印象の装幀だけれど、内容はまったくそんなこともなく、とても読みやすい。 変わりゆく季節の隙間で、そのときどきの光や空気を感じながら読みたい一冊。 黒川さんがとにかくチャーミングで、女性的な魅力にあふれているので、この本は女の子におすすめです。
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