鬼子(下) の商品レビュー
救い様のない作品。 オロオロするばかりの中年恋愛小説家。 闇は、自分の中にあり、 母がなくなった理由が明らかになることで、 業の報いがやってきた。それが、妻を無口にさせ、 息子を凶暴にした。 本当の主人公が、最後に登場して、 悪のシナリオが、明らかにされる。 売れればいいという...
救い様のない作品。 オロオロするばかりの中年恋愛小説家。 闇は、自分の中にあり、 母がなくなった理由が明らかになることで、 業の報いがやってきた。それが、妻を無口にさせ、 息子を凶暴にした。 本当の主人公が、最後に登場して、 悪のシナリオが、明らかにされる。 売れればいいという 本のあり方を問うようだが、 どうも、違うねぇ。 作中 小説『鬼子』が、ベストセラーになる設定があるが、 それは、無理ですよ。 この作者の妄想は、いつまで続くにだろうか。
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かなり前に読んだ。 内容イマイチ覚えてなくて、レビューを読んでるとなんとなく思いだした。 そんな感じ。
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ドロドロというか、えげつない。読んでいると辛くなってくる。でも、読み始めると止まらなくなる。そんな作品でした。
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冴えない小説家の家庭内の揉め事後半戦。 こんな言葉では片付けられない揉め具合ですが(汗 最後の真実は当時の自分にはあまりにも衝撃的でした。 ってか、やっぱ今読んでも衝撃的すぎるな。。。
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後半は悲惨さが増し、どんどん破滅がエスカレートする。どんでん返しを狙いすぎな感触。なぜ最後に登場するのが、彼なのか。呼び鈴を押した人間でいいじゃないか。最後の一行はあえて明確にせず、どちらとも取れぬ落とし。二人ともなのか、それとも一人だけか。その選択が勝利と言えるのか。 これでも...
後半は悲惨さが増し、どんどん破滅がエスカレートする。どんでん返しを狙いすぎな感触。なぜ最後に登場するのが、彼なのか。呼び鈴を押した人間でいいじゃないか。最後の一行はあえて明確にせず、どちらとも取れぬ落とし。二人ともなのか、それとも一人だけか。その選択が勝利と言えるのか。 これでもか、と救いの無い展開とどろどろした世界観ながら、ねちっこい文章がフィクションとして最後まで読ませた。終わりの部分は説明っぽい。後日談的に物語を収斂もありだが、手記であっけらかんと終わらせてもよかったのでは。
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上下巻含めて。 前半ストレートな展開だったので、そのまま行くと思いきや、後半で想像つかない展開を持って来て、身近にありそうな恐怖を感じた本です。 「何故息子は悪魔になったのか?」このフレーズで買った本ですが、他の作品も読んでみたい作家さんになりました。
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上巻からの続き→はっきり言って下巻では救いようのない展開になっています。「こんなのありですか?」という話の流れにそれ以上読み進めるのが辛かった管理人ですが、なんとか読み切りました(汗)読み終わった後はショックでしばらく頭が真っ白になってしまいます。。。
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