カフェー小品集 の商品レビュー
カフェではなくカフェ…
カフェではなくカフェー。時代に取り残されたようなカフェーを舞台に、現実社会でうまくやっていけないタイプの女性との恋愛が、男性の一人称で語られています。ナルシスティックな雰囲気に鳥肌が立つタイプの人には向かないかもしれません。
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私の好きな嶽本さんの…
私の好きな嶽本さんの世界が、カフェー舞台となってさらに情景豊かに繰り広げられています。どうしてこんなに嶽本さんの気持ちに、思想に、共感してしまう自分がいるのでしょう。。無理して、頑張って、生きることがいいことではないんだと思います。
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実在するカフェを舞台…
実在するカフェを舞台にした小説集。紅茶を飲みながらどうぞ。
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本当に存在するカフェ…
本当に存在するカフェでのお話し。野ばらさんの作品らしく、言葉使い、服装が短編のしっとりした雰囲気にぴったりだと思います。実際にカフェーに訪れ世界観に浸るのも素敵だと思います。
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カフェーを題材にした…
カフェーを題材にしたレトロな感じの小説集。お茶を飲みながら読むような、静かな感じです。
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カフェにまつわる短編…
カフェにまつわる短編小説集。『鱗姫』や『下妻物語』とは違ってシリアスです。
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カフェを舞台にした短…
カフェを舞台にした短編物語集です。読み終わるとあなただけのお気に入りのカフェを探したくなりますよ。
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実在する12のカフェ…
実在する12のカフェーを舞台にした物語集です。静かな雰囲気が心地良い。
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実在のカフェーや被服…
実在のカフェーや被服への具体的な描写と、君と僕でしか語られない男女の曖昧で痛々しい関係の対比が、独特で面白いです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ほんタメで、齋藤明里ちゃんがいつも嶽本野ばらさんを紹介していたので初めて図書館で借りて読んでみた。 実際にあるカフェーを舞台に、エッセイでも小説でもないような作品が10個ほど収録された本。 何編か読んでみてから、なんとなく後書きをみてみたら、実際に足を運んでほしいとのことでカフェーの情報がまとまったページがあって、すでに閉店しているかもしれないが了としてほしい、のような旨を発見。 しかも、よく見たら2001年くらいに出版されていたので、もしかして本当に閉店している……?と調べてみたらまだ営業しているカフェーは本当に数店舗しかなく。 もうすでになくなってしまったカフェーに思いを馳せながら、少し切ない気持ちで読み進めた。 まず初めに文体が特徴的(私が普段読まないと言う意味で)な印象を受けた。 カフェーの描写が綺麗で、もう無いのに行ってみたいと思わせる文章。 そして僕が君に語りかける文体が多く、かなり恋愛(というか純愛)が全編通して共通している。 私は恋愛ものにあまり興味がない上に、かなり独特な世界観を持っているので、好き嫌い分かれそう。 でも、このくらい独特な方が刺さる時にすご胸を打つんだろうなぁと思った。(私がめちゃくちゃ森博嗣が刺さったように……) 今はまだ残る京都のフランソワにまた行ってみたい。 あと嶽本野ばらさんって男性だったのか……。
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