本当はとてもえっちな古典文学 の商品レビュー
しょーもなかったり、雑学的に「なるほど!」となったり。 エロいのでみんなにはおすすめは出来ませんが、さくっと読むのにはおすすめです。
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原文、現代語訳、観賞文。また原文、現代語訳、観賞文と続く構成ですが、当然原文は読み飛ばし、現代語訳を読んで面白ければ観賞文も読むというスタンスでとりかかりました。 その結果、原文以外全部読みました。 現代語訳は淡々として、端的です。エロチックなはずの描写も、あっさり、しかし正面...
原文、現代語訳、観賞文。また原文、現代語訳、観賞文と続く構成ですが、当然原文は読み飛ばし、現代語訳を読んで面白ければ観賞文も読むというスタンスでとりかかりました。 その結果、原文以外全部読みました。 現代語訳は淡々として、端的です。エロチックなはずの描写も、あっさり、しかし正面から、逃げずぼかさず訳しています。 逃げもぼかしもしませんから、観賞文にもあけすけで即物的で赤裸々な語彙が散見されますが、全体的には悠揚迫らぬ美文です。鷹揚な上品さとはしたなくも直截な物言いが混在し、えも言われず楽しうございました。
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おもしろかった。ここに書いてあるのは教科書では記さない裏の面。作者はこの裏の面こそ表であると言ってるわけだ。 その主張の正否は素人である僕にはわからないが、得てして色恋が人間にとって多大に魅力的なものであり、頭を悩ます種でもあった、ということはわかる。そのテーマを取り上げればおの...
おもしろかった。ここに書いてあるのは教科書では記さない裏の面。作者はこの裏の面こそ表であると言ってるわけだ。 その主張の正否は素人である僕にはわからないが、得てして色恋が人間にとって多大に魅力的なものであり、頭を悩ます種でもあった、ということはわかる。そのテーマを取り上げればおのずと性のことにも触れねば、そりゃ紛い物だ、ということもわかる。ならば、全部が全部とは言わないが訳のわからん倫理など翳して紛い物を氾濫させている世の中ってのは魅力を損なっているんじゃないか、ということで、これを無理やり私の人生にも移し替え、性に対しても奔放な柔らかい頭を持って生きていこうじゃないか、と僕は思う。でも性病には気をつけよう、と僕は思う。
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